トラウマ映画「セブン」のデヴィッド・フィンチャー監督新作、ゲイリー・オールドマン主演の「Mank/マンク」予告編が公開中

映画「セブン」や「エイリアン3」「ファイト・クラブ」「ゴーン・ガール」などのデヴィッド・フィンチャー監督が名作「市民ケーン」の脚本家であるハーマン・J・マンキーウィッツを描くNetflix新作「Mank/マンク」の予告編が公開されました。市民ケーンは高く評価され第14回アカデミー賞では9部門にノミネートされるものの、映画のモデルとなった新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストの上映妨害運動があり脚本賞の受賞のみにとどまった作品。アルコール依存症に苦しみながら脚本を書き上げるマンキーウィッツをゲイリー・オールドマンが演じます。
MANK | Official Teaser | Netflix - YouTube
モノクロ映像の上に「もうすぐ近くの劇場で見られる!」という文字が重なり、予告編は市民ケーンが公開された1940年代そのものの雰囲気。

病床に伏すマンク(演:ゲイリー・オールドマン)の元にある男が訪れます。

「我々が話す時がやってきた」……と過去を振り返っていきます。

「NORTH VERDE RANCH」(北ベルデ牧場)と書かれた場所に訪れる2台の車。

松葉杖をつく女性が建物の敷地内へ。

ベッドから「入ってきなさい」と伝えられます。

巨大な屋敷と……

盛大なパーティー

市民ケーンのモデルとなったハースト(演:チャールズ・ダンス)と……

映画女優マリオン・デイヴィス(演:アマンダ・サイフリッド)

寄り添う二人。

そしてひたすら執筆を続けるマンク。

「あなたは飲酒で自殺しようとしている」といわれるほどに大量の酒を飲んでいたマンクは、世話が必要になるほどの状態。

ハーストとデイヴィスのロマンスが繰り広げられる一方で……

「君にセカンドチャンスをやったんだ」といわれたマンクには後がない様子です。

「いかに富が影響を与えるのか」

取りつかれたように執筆を続けるマンク。

車から降りてきたのは……

デイヴィス。

「君はウィリアムと戦うことを選んだんだ」

「終わりだ」

眠るマンクの手から酒瓶が転げ落ちます。

なお、Mankは2020年11月にアメリカの劇場で順次公開され、12月4日からNetflixで配信される予定です。
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