iOS 14新機能のデフォルトアプリ変更に再起動すると設定が元に戻るバグ発覚
2020年6月23日開催のWWDC 2020の中で発表され、9月16日開催のイベントに合わせるような形でリリースされたAppleの新OS「iOS 14」で、新たに追加されたデフォルトアプリの変更機能に、再起動すると設定内容が元に戻ってしまうバグの存在が指摘されています。
iOS 14 default app settings automatically reset to Mail and Safari after reboot - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2020/09/17/ios-14-default-app-settings/
Restarting your device resets default mail, browser settings in iOS 14 | Appleinsider
https://appleinsider.com/articles/20/09/17/restarting-your-device-resets-default-mail-browser-settings-in-ios-14
これまで、iPhoneやiPadなどでは、リンクをタップするとアプリの内蔵ブラウザかSafariでページが開かれていました。しかし、iOS 14ではデフォルトでサードパーティアプリで開くよう設定できるようになりました。ただ、デフォルトアプリに設定できるのはAppleによる審査を通過したアプリのみなので、どのアプリでもOKというわけではありません。
手元の端末で確認したところ、Google Chrome・Mozilla Firefox・Microsoft Edgeのいずれかを入れている場合、設定画面の各アプリの項目で「デフォルトのブラウザApp」の項目をタップすると……
デフォルトで起動するブラウザをお気に入りのものに変更できるようになっています。
今回指摘があったのは、このデフォルトアプリ変更に存在するバグ。内容は非常にシンプルで、他のアプリに変更していたとしても、再起動後はブラウザがSafari、メールはデフォルトの「メール」アプリに戻ってしまうというもの。
iOS 14を巡っては、開発者向けバージョンの公開から一般公開までの猶予がほとんどなく、アプリ側の対応が間に合わないケースが報告されています。
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