天才的な「ノートPCのカメラを使って手元を写すアイデア」が話題に
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行を受けてオンラインでの授業や会議などが増えており、これまでにない状況の中で問題が発生することも多くなっています。突然のオンライン授業、十分に環境が整っていない中で「オンライン授業の最中に手書きの内容を配信できない」という壁にぶち当たった教師が、手元にある道具でDIYして乗り切ったという、あるアイデアが話題になっています。
Teacher invents low-tech laptop & CD lifehack to screen handwritten notes for online class - Mothership.SG - News from Singapore, Asia and around the world
https://mothership.sg/2020/09/cd-zoom-hack-camera-teacher/
教師として働くCarmen Castrejon氏が2020年9月3日にFacebookに投稿した内容がコレ。
Just wanted to share with you. It may help some teachers who don’t have a document camera. This is my little creation,...
Carmen Castrejonさんの投稿 2020年9月2日水曜日
投稿には、なぜかノートPCから鉛筆が突き出しています。鉛筆にはCDがかけられ、CDにはコインが貼り付けられており何もかもが謎。
裏から見るとこんな感じ。鉛筆がテープでペタペタと貼り付けられています。
これは書類や本の見開きページなどをPCに取り込むスキャナを持たないCastrejon氏が、ノートPCについているカメラを使ってメモを配信するためのアイデア。メモの内容をCDに反射させ、カメラで取り込んでいるわけです。
Castrejon氏は「私の小さな創作が誰かの役に立ちますように。必要なのはCD、鉛筆、テープ、そして25セント硬貨。鉛筆はCDを支えるためにノートPCの裏からテープでとめています。25セント硬貨はCDを下向きの角度にし、キーボードの上の様子を映すためのものです。これはZoomで機能します。CDを鉛筆にかけている時、子どもたちはあなたではなく、キーボードの上にあるものを目にするようになります。キーボードの上にあるものなら何でも写すことができます。再び子どもたちの目をあなたに戻すためにはCDを取るだけで大丈夫です。また、子どもたちが自分の書いたものを教師に見せる時にもこの方法は役立つかもしれません」とつづっています。
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