乗り物

民間初の有人宇宙船「Crew Dragon」が地球へ帰還

by NASA HQ PHOTO

イーロン・マスク氏が設立したSpaceXの有人宇宙船「Crew Dragon」が国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングを含む有人宇宙飛行を終え、地球に無事帰還しました。

Crew Dragon Safely Returns Astronauts | NASA
https://www.nasa.gov/image-feature/crew-dragon-safely-returns-astronauts

NASA Astronauts Safely Back from First Commercial Crew Trip to Station | NASA
https://www.nasa.gov/press-release/nasa-astronauts-safely-splash-down-after-first-commercial-crew-flight-to-space-station/

2020年5月31日、民間宇宙開発企業・SpaceXが有人宇宙飛行船Crew Dragonの打ち上げに成功しました。同機に搭乗したのは、NASAの宇宙飛行士ダグラス・ハーリー氏とロバート・ベンケン氏の2名。民間企業として有人宇宙船の打ち上げに成功したのは、世界初のことでした。

NASAとSpaceXによるアメリカ初の民間宇宙船の打ち上げムービー&写真まとめ - GIGAZINE


無事軌道上に至ったCrew Dragonは6月1日にISSとのドッキングに成功。ハーリー氏とベンケン氏はISSの乗組員に温かく迎え入れられました。

民間企業初の有人宇宙飛行船であるSpaceXの「Crew Dragon」がISSにドッキング成功 - GIGAZINE


ハーリー氏は微小重力下における液滴形成についての研究や宇宙空間における生命維持用の毛細血管構造についての研究などを、ベンケン氏は微小重力下における電解ガスについての研究や4回の船外活動などを64日間にわたって続けましたが、2020年8月1日、両宇宙飛行士は再びCrew Dragonに乗り込み、地球へと向かいました。

Crew Dragonは現地時間2020年8月2日13時頃に地球軌道から離れる最後のエンジン噴射を行い、大気圏に突入。4枚のパラシュートを使ってゆっくりと降下して、2020年8月2日14時48分にフロリダ州のペンサコラ沖に無事着水しました。

by NASA HQ PHOTO

回収されたCrew Dragon

by NASA HQ PHOTO

ハッチから姿を見せたベンケン氏(左)とハーリー氏(右)

by NASA HQ PHOTO

ベンケン氏は、「私たちは、フロリダ沖に宇宙船を無事帰還させ、アメリカにその能力があることを示したチームの一員であることを大変誇りに思っています」とコメントしています。


なお、2020年9月に打ち上げられるCrew Dragonと同型の機体には、日本人宇宙飛行士の野口聡一氏が搭乗する予定。野口氏は今回のCrew Dragon帰還成功を受けて、「スペースシャトルはソユーズに搭乗しましたが、この宇宙船ではルーキーです。私の経験で、すばらしいチームに少しでも貢献できればと思っています」とコメントしています。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
SpaceXがロケットを実際に打ち上げて有人宇宙船の緊急脱出システムをテストし成功 - GIGAZINE

NASAとSpaceXによるアメリカ初の民間宇宙船による有人飛行ミッションにゴーサイン - GIGAZINE

NASAとSpaceXによるアメリカ初の民間宇宙船の打ち上げムービー&写真まとめ - GIGAZINE

民間企業初の有人宇宙飛行船であるSpaceXの「Crew Dragon」がISSにドッキング成功 - GIGAZINE

SpaceXが「国際宇宙ステーションよりもっと遠く」まで行ける民間向けの宇宙旅行プランを発表 - GIGAZINE

in 乗り物, Posted by log1k_iy

You can read the machine translated English article here.