取材

幻想的で美しいクラゲが集結した西日本最大規模の「クラゲワンダー」写真集まとめ、クラゲの成長過程や研究も間近で見られる


京都水族館で西日本最多となるクラゲ20種以上・5000匹以上を展示する新展示エリア「クラゲワンダー」が2020年7月16日(木)から公開されます。目玉となる360度パノラマの「GURURI」のほか、これまではバックヤードで行われてきたクラゲの研究を展示エリアで初めて一般公開した「京都クラゲ研究部」や、クラゲの成長過程の水槽別展示など、多種多様なクラゲたちを一足先に見に行ってきました。

新展示エリア「クラゲワンダー」 | 梅小路京都西駅からすぐ「京都水族館」【公式サイト】
https://www.kyoto-aquarium.com/renewal_Area/

幻想的なクラゲの世界を体感できる京都水族館の新展示エリア「クラゲワンダー」入り口のすぐ横には……


ミズクラゲの成長過程を間近で見られる水槽が展示されていました。


生後1日目のクラゲは、目を凝らさないと見えないほどの大きさ。


生後2~5日すると肉眼でも確認できる大きさに成長します


クラゲらしい形になってくる生後約1カ月から……


生後2カ月までの成長過程が展示されていました。生後3カ月を超えるとGURURIの水槽へ移されるそうです


また、クラゲワンダーの一角にはクラゲの繁殖・研究などの作業をオープンスペースで行う「京都クラゲ研究部」が設けられています。


ここにはタコクラゲ・サカサクラゲ・ギヤマンクラゲ・オキクラゲ・カギノテクラゲなど15種類・1000匹が展示されています。京都クラゲ研究部では研究の様子が間近で見られ、飼育スタッフから解説パネルでは伝えきれない詳しいクラゲの解説をきくことも可能とのこと。


大きな水槽では分かりづらい小さなクラゲたちを至近距離でまじまじと楽しむこともできます。


よく見ると小さなエボシクラゲたちがビーカー内で漂っているのがわかります。


もちろん小さなクラゲだけでなく、大きなクラゲを間近で見ることも可能です。以下は展示されているクラゲの中でも大きな水槽で展示されていたアカクラゲ。


長い触手が水中でゆらめく様子は圧巻。大きなアカクラゲはGURURIにも入っていたミズクラゲを餌とするそうです。


同じく長い触手をもつパシフィックシーネットルの水槽も見応えがあります。


強い毒を持つクラゲであるパシフィックシーネットルは北米に生息するクラゲ。触手にひだがついており、アカクラゲとはまた違った光景を楽しめます。


たくさんのキャノンボールジェリーフィッシュが泳ぐ大水槽もありました。


ミズクラゲよりも小柄なキャノンボールジェリーフィッシュが水槽を埋め尽くしており、GURURIに負けず劣らず幻想的です。


丸型の水槽に入っていたのは熊本県の天草地方で発見されたアマクサクラゲ。


一見ピンクのかわいい姿ですが、毒を持つクラゲです。


大きな水槽だけでなく、小さな水槽もたくさんありました。


まさに「おわん」のような形状のオワンクラゲや……


青、赤、紫、白などさまざまな色の個体がいるカラージェリーフィッシュ。


透き通るような体を持つギヤマンクラゲ。「ギヤマン」はオランダ語で「ダイヤモンド」を意味しています。


クラゲなのに8本の触手を持つことから「タコ」の名を冠する「タコクラゲ」など、多種多様な20種のクラゲが展示されていました。


クラゲの展示以外にも、クラゲ別キャラ診断や……


展示されているクラゲをもっと詳しく知ることができる図鑑も掲示されていました。


・つづき
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in 取材,   生き物, Posted by darkhorse_log

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