銀河一の配送会社で荷物を投げて殴って足げにしながら配達ロボを操作するNintendo Switchの横スクロールアクション「Levelhead」プレイレビュー
どんな悪路も荷物を駆使して通り抜け、絶対にお客様へ荷物を届ける一人前の配達ロボを育てる横スクロールアクションゲーム「Levelhead」のNintendo Switch版が2020年4月30日に登場しています。配達ロボ育成のために練習用コースを攻略するだけでなく、自分でコースを作ってオンラインに公開もできる「Levelhead」で優秀な配達ロボ育成に励んでみました。
Nintendo Switch|ダウンロード購入|Levelhead
https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000026980
Levelheadの配達ロボがどんな感じで配達の練習をしているのかは、以下のムービーを見るとよく分かります。
Nintendo Switch版「Levelhead」で配達ロボが荷物を投げ、荷物を踏みながら配達の練習をする様子 - YouTube
「Levelhead」を遊ぶにはアカウント登録が必要。Nintendo Switchでゲームを起動すると「ログイン」ボタンが表示されるのでボタンを押します。
ログイン認証のため、ニンテンドーアカウントに登録したメールアドレスでアカウントを作成する必要があります。利用規約を確認し、問題なければ「同意する」を選択。
「アカウントを登録」を選択。
アカウント名を入力し、チェックマークを選択。
名前はオンラインで公開されるので、問題なければAボタンを押します。
次はアバターを選択。それぞれに個性的な名前や、どこかで聞いたようなフレーズが使われていました。デフォルトで選択できるアバターの数は少ないですが、アバターは後から変更することもでき、ゲームを進めれば他のアバターも解放されていきます。
アバターが決定したらゲームスタート。主人公は銀河中に荷物を配達する配送管理局の新入社員で、なんだか入社式っぽい雰囲気の中、ストーリーが始まります。
お客様に文字通り「光の速さで荷物を届ける」ために、荷物を運ぶロボット「GR-18」をお客様の玄関口めがけて射出するのが配送管理局の役目。ただし、GR-18が着弾した衝撃でお客様の家が壊れないように、配送先から少し離れた距離に着弾させる必要があります。配送管理局に勤める主人公の仕事は、GR-18が着弾地点からお客様の家まで荷物を運べるように育成すること。
GR-18は手足を持つ表情豊かな小型ロボット。生まれたて、作りたてのGR-18を、会社が用意した練習用コースを使って育て上げるのが主人公のお仕事です。
会社からの説明が終わると、すぐにGR-18の練習用コースに放り出されます。GR-18が練習用コースでやるべきことは2つ。どこかに着弾した荷物を見つけることと、荷物を持ってゴールまでたどり着くことです。
コースにはさまざまな敵や障害物が用意されています。基本的には1回でも敵に攻撃をくらったり、以下の画像のようにトゲトゲの障害物にぶつかったりすると……
スタート地点に戻されてしまいます。残機数の概念はなく、何度崖から落ちようが、敵からダメージをうけようが、トゲに刺さろうが、「荷物を届ける」という仕事を完遂しなければならないというわけ。
なお、ダメージを受けたら常にスタート地点に戻されるというわけではありません。コースの途中にはチェックポイントが存在し、触れておけばダメージを受けてもチェックポイントから開始できるようになります。
立ちはだかる敵も会社が用意したもの。ジャンプして踏みつけて倒します。
コース中に存在する荷物は、ただゴール地点まで運ぶだけでなく……
例えば、扉を開けるためのスイッチを押す重しとしても使います。
荷物をスイッチの上に載せると扉がオープン。
扉を通った後はびよーんと伸びる腕で荷物を回収します。
また、GR-18はトゲトゲに刺さるとダメージを受けてしまいますが、荷物はトゲトゲに耐えられるよう梱包されています。なので荷物を足場にして道なき道を進むこともしばしば。
さらに荷物を敵に投げつけて攻撃……はできませんが、荷物をぶつけて後方に押し下げることは可能。こんなにも手荒に荷物を扱っていいのかと疑問に思いますが、GR-18も荷物もニコニコしているので問題ないはず。
コースの途中には、GR-18がちゃんと荷物を持っているかどうか確認するロボットが配置されており、荷物を持っていない状態だと扉を開けてくれません。
また、ゴール地点も荷物を持っていない状態ではゴール判定されず、荷物をほったらかした状態ではクリアできないようになっています。
コースをクリアすると、新たな練習用コースが解放されます。徐々に難しくなるコースをクリアし、GR-18を一人前の配達ロボに育て上げるのが主人公の使命。
いくつか練習用コースをクリアすると、「ワークショップ」が解放されます。ワークショップでは主人公自身がGR-18の練習用コースを作成でき、配送管理局の「営業部」と呼ばれる部門にコースを登録することで、オンライン上で他の社員、つまり他のプレイヤーにコースを公開できます。
以下がワークショップや営業部のあるエリア。真ん中にあるワークショップに入ると……
コースのクリエイト画面が表示されます。
マス目に上部にあるオブジェクトを選択し、配置してコースを作成していきます。
取り消しやオブジェクトの複数選択、コピーなども可能。
なお、作成したコースを営業部を通して公開するには、一度コースをクリアする必要があります。自分がクリアできない超難度のコースを投稿することはできません。
営業部はワークショップの隣。
自分が作ったコースだけでなく、オンラインで公開されている他の社員が作ったコースも遊ぶことができます。
スピード感のある操作性で、荷物を使ったパズル要素などもあり、単純なように見えて頭を使う必要もあるなど、なかなかやり応えのあるゲームです。コースのクリエイトシステムやオンラインでの公開は「スーパーマリオメーカー」シリーズのような感じで、チュートリアルは懇切丁寧かつウィットに富んでおり、テキストを楽しみながら読めるようになっていました。
「Levelhead」はNintendo SwitchやSteamでダウンロード購入でき、価格は税込2050円です。
Nintendo Switch|ダウンロード購入|Levelhead
https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000026980
Steam:Levelhead
https://store.steampowered.com/app/792710/Levelhead/
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