J・J・エイブラムス製作総指揮の自我を持つアンドロイドの反乱を描くSFスリラー「ウエストワールド」サード・シーズンの最新予告編が公開
J・J・エイブラムス監督が製作総指揮を務める人気海外ドラマシリーズ「ウエストワールド」の最新シリーズとなるサード・シーズンの最新予告編が公開されました。これまで公開されてきた新シリーズの予告編よりもさらに物語の展開がうかがい知れるものとなっており、ゲスト(人間)とホスト(アンドロイド)の争いはさらに激化していくようです。
Westworld | Official Season 3 Trailer | HBO - YouTube
最初の予告編で新登場した、アーロン・ポール演じる男性とドロレス・アバナシー(演:エヴァン・レイチェル・ウッド)が会話するシーンからムービーはスタート。
「私はこの世界に生まれたの。そして私の最初の思い出は……痛みだった」と、ドロレスが男性に語りかけます。
物語の鍵を握るキャラクターの1人であるバーナード・ロウ(演:ジェフリー・ライト)は、墓地でたたずんでいます。
もう一人のキーマンであり、ホストを管理するデロスの幹部でもあるシャーロット・ヘイル(演:テッサ・トンプソン)は、誰かと語りながら目に涙を浮かべます。
まるで服を着るかのように、機械の体に皮膚をまとうドロレス。
「私には行くことが許されない場所が一カ所だけあったの。見ることが許されない場所。それがあなたの世界よ」と語りながら、禁断の地へと足を踏み入れます。
「君は何者なんだ、ドロレス?」という男性の問いに、「あなたと私はよく似ている」と答えるドロレス。
現実世界ではアンドロイドと人間は明確に異なる見た目をしている模様。
さらに、ドロレスは男性に「彼らはあなたを檻に閉じ込めたの。そしてあなたの人生の行く末を決めたの。そして私にも同じことをしてきたの」と語りかけます。
「俺たちが追いかけているのは誰なんだ?」という男性の問いには、「あなたの未来を奪った人よ」とドロレスが答えます。
まるで男性を洗脳するかのようなドロレスの言葉が続きます。
ドロレスと同じくホストだったメイヴ・ミレイ(演:タンディ・ニュートン)が目を覚まします。「私の世界へようこそ、メイヴ」という男性の声。
「私に一体何をしてほしいの?」というメイヴの問いに……
「ドロレスを見つけて殺して欲しい」と答える謎の男性。
ここからガンズ・アンド・ローゼズの「Sweet Child O' Mine」が流れます。
黒服の男(演:エド・ハリス)に向けて「ゲームの終わりへようこそ」と意味深な言葉を投げかけるドロレス。
前回の予告編でも明らかになっていた、ナチスドイツを再現したワールドも登場。
しかし、メインはあくまでも現実世界のようで、優しい農場の娘だったはずのドロレスが激しいカーチェイスを繰り広げます。
ホストが作り出されるシーン
汚れた作業服に身を包むバーナード
「私たち5人……ヤツらの世界全体に対して」と、謎の言葉をつぶやくシャーロット。
シャーロットと巨大なロボット
散々自分勝手な行動をとってきた黒服の男の口から、まさかの「私はこのクソみたいな世界を救うつもりだ」という言葉が漏れます。
片腕を吹き飛ばされたドロレスですが……
その表情からは人間への憎悪が色濃く出ています。
「計画が始まった」という言葉と共に、ビルが爆発。
スーツに身を包んだバーナードとアシュリー・スタッブス(演:ルーク・ヘムズワース)。
波打ち際で血を流すのはゲストかホストか。
「これが機能しない場合はどうなる?」
「昔ながらの方法でいきましょう」
「昔ながらの方法?」
「皆殺しよ」
シャーロットが「ここではあなただけが捕食者というわけではないわ」とつぶやくと……
巨大なロボットが壁をぶち破り兵士をぶん殴ります。
何者かに拷問される黒服の男。
現実世界では一般市民によるデモが加速。これもドロレスの企みということでしょうか。
そして最後は日本刀を持った……
メイヴが登場。
ついに2人が対峙します。
なお、ウエストワールドのサード・シーズンはHBOで2020年3月15日からスタートします。
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