Appleが公式出張修理サービス「Go Tech Services」を新たにスタート
By QuinceMedia
Appleに認定を受けた修理業者が自宅や会社まで来てくれるという出張修理サービス「Go Tech Services」がアメリカの一部地域でスタートしました。
Apple Offering Onsite Device Repairs in Select Cities Through Go Tech Services - MacRumors
https://www.macrumors.com/2020/01/31/apple-support-onsite-repairs-go-tech/
出張修理サービス「Go Tech Services」は、アメリカのApple公式ウェブサイトでGenius Barなどの予約を行う「Schedule a Repair」を選択後、一部地域&特定の故障の場合に限り選択可能なオプションです。以下がGo Tech Serviceを利用可能な場合の「Schedule a Repair」。修理可能店舗一覧の1番目に、「Go Tech Servicess」と表示されていることがわかります。
選択すると、以下のように「このプロバイダーはデバイスの修理をあなたの自宅ないしオフィスで行います」と表示されます。下部ボタンから「このプロバイダーを予約する」を選択すると、日付や時刻などのスケジュールを選べます。
「Go Tech Services」を利用可能な地域は、アメリカのサンフランシスコ、ロサンゼルス、ニューヨーク、ヒューストン、ダラス。全てのデバイス・全ての故障を修理してくれるわけではなく、2020年1月31日時点では「Go Tech Services」で修理できるのはiPhoneのディスプレイ交換のみで、iPhone以外のデバイスの修理やiPhoneのバッテリーの交換は不可。また、通常の修理価格に加えて、「出張料」が請求される場合があるとのことですが、本件を報じたMacrumorは「予約段階で料金はわからない」と記しています。
Appleはこれまでに企業向けに出張修理サービスを展開してきましたが、一般消費者向けの出張修理サービスは「Go Tech Services」が初となります。
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