取材

自分の描いた「ラクガキ」が立体化して自由に動き出す「ラクガキ キングダム」で自作キャラを動かしてみた


2002年にPlayStation 2用ソフトとして発売された「ガラクタ名作劇場 ラクガキ王国」は、「自分で描いたラクガキを3Dで動くキャラクターに変換してバトルする」という斬新なロールプレイングゲーム(RPG)で話題となりました。そんなガラクタ名作劇場 ラクガキ王国の流れをくんだ新作「ラクガキ キングダム」が2019年冬にタイトーからリリースされます。東京ゲームショウ2019で、一足先にラクガキの立体化を体験してきました。

ラクガキ キングダム 公式サイト
https://rakugaki-kingdom.com/



タイトーブースに到着。


ラクガキ キングダムの試遊コーナーはこんな感じ。


コーナーの前には出演声優の直筆サインが入ったイメージボードが展示されていました。


試遊コーナーにはラクガキ キングダムがインストールされたiPadとApple Pencilが置かれていました。


試遊コーナーでは、ラクガキを指導してくれる「お姉さん」が操作方法を教えてくれました。


まずは画面に大きな丸を書いて……


「確定」をタップします。


次に形を選択。今回は「丸A」を選びます。


すると、一瞬で以下のように描いた丸が3D化。「ガラクタ名作劇場 ラクガキ王国」では、PlayStation 2のコントローラーのアナログスティックを使ってラクガキをするため、操作に慣れるまでかなり時間がかかりました。しかし、ラクガキ キングダムはタッチ操作による直感的なラクガキが可能なので、めちゃくちゃ簡単にキャラクターを作ることができます。


右上の矢印をクリックするとカメラの方向を切り替えることができます。正面から見ると丸くなっていても、横から見ると以下のように少し平たい感じになっています。


そこで厚みを調整することで、丸を球に近づけることができます。


目や口などはシールを使うことで表現できます。


例えば以下の画像は目のシールを貼るところ。シールの大きさや位置を調整して、確定させます。


すると、こんな感じに。キャラクターの形をあまり考えずに貼ってしまったため、左目が変な感じになってしまいましたが、これはこれで個性がある上に、自分で作っていることもあって変な愛着が湧いてしまいます。


今度はキャラクターの体にタッチ。するとタッチされる部分に丸いアイコンが表示されます。これは体のパーツを接続する「接続点」を表しています。


接続点からApple Pencilを使って、腕を描き足してみます。


形を選んで……


パーツを選択。


ニョキッ


こんな感じで、非常に簡単に手足を作ってあげることができます。


色は塗りつぶしなどを使って自由に変更することができました。


描いたラクガキが動くとどんな感じなのかは以下のムービーをみるとわかります。

ラクガキ キングダムで描いた絵が立体化して動くところ - YouTube


「自分の好きなようにデザインしてみてください!」とのことで、ラクガキしてみたのが、以下のウサギのような謎の生物。


時間が限られていたためにここまでしか作りこむことができませんでしたが、時間があれば「もっともっと作り込みたい!」と思わせる仕上がり。ラクガキ キングダムはプラットフォームをスマートフォンやタブレットに移すことで、直感的なタッチ操作が可能となり、自分の描きたいものをより忠実に出力できるようになりました。


また、自分が描いたものが自由に動く様は本当にかわいらしく、愛着が湧きます。絵が描けなくてもパーツやシールを使えばそれなりのキャラクターも作れそうなので、老若男女を問わずに楽しめるのも大きい魅力です。


Twitter上でもラクガキ キングダムの試遊体験で作ったキャラクターが続々と公開されていました。


試遊体験はキャラクターの自作まででしたが、ゲーム本編ではこの作成したキャラクターを使って冒険ができるのも特徴。

なお、ガラクタ名作劇場 ラクガキ王国の開発メンバーであり、人気シューティングゲームシリーズ「東方Project」で知られる上海アリス幻樂団のZUN氏を招いたトークショーが9月13日に開催されていました。ZUN氏は東方Projectのキャラクターである博麗霊夢を「ハクレイノミコ」という隠しキャラで収録していた件についてトークショーで語っていました。

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in レビュー,   取材,   モバイル,   動画,   ゲーム, Posted by log1i_yk

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