レビュー

バディとチェーンで独創的かつド派手なアクションを繰り広げるNintendo Switch「ASTRAL CHAIN」を遊んでみた


ニーア・オートマタ」や「ベヨネッタ」シリーズなどの開発を手がけたプラチナゲームズによるアクションゲーム「ASTRAL CHAIN」が2019年8月30日(金)からNintendo Switchに登場しました。さっそく手に入れたので、鎖でつながれた生体兵器「レギオン」を操り、世界を脅かす謎の生命体と命がけで戦ってみました。

ASTRAL CHAIN(アストラルチェイン)|Nintendo Switch|任天堂
https://www.nintendo.co.jp/switch/ab48a/index.html

ゲームのストーリーと世界観は公式トレーラーから確認できます

ASTRAL CHAIN(アストラルチェイン) 紹介映像 - YouTube


ゲームが始まると主人公の設定からスタート。性別や髪型などを選択することができます。キャラクターデザインを手がけたのは漫画「I"s」や、アニメ「TIGER & BUNNY」のキャラクター原案で知られる桂正和氏。


名前や髪、肌の色などを好みに応じて変更できます。名前はランダムで決定することも可能。


キャラクターを作成してゲームを始めると、バイクのアクションシーンからスタート。


銃のような武器で敵を攻撃しますが、TPSのように正確に照準を合わせなくても攻撃をあてることができました。


バイクで行き着いた先で、最初に選ばなかった性別のキャラクターが弟妹として登場。主人公の双子の弟妹は性別がどちらでも名前はアキラ・ハワードとなります。


警察官である主人公とアキラは、急な指令により異形の生物「キメラ」と戦う特殊組織「ネウロン」のメンバーに抜擢されます。


手に持っているのは対キメラ用の装備「レガトゥス」。


キメラと戦うため、レガトゥスで生体兵器「レギオン」を呼び出す2人。初めて呼び出すのにポーズはばっちり。


レガトゥスで呼び出されたレギオン。


レギオンは「アストラルチェイン」で主人公とつながれ、主人公はレギオンを従えながら敵と戦います。


レギオンは猛獣、主人公は猛獣使いといった感じで、戦闘はレギオンとのデュアルアクションで行われます。レギオンはほぼ自動で敵に攻撃してくれます。


主人公とレギオンをつなぐアストラルチェインは戦いにおいて重要な役割があり、例えば敵を縛り付けるなどの鎖らしいアクションが可能。ストーリーを進めると、他のアクションも解禁されていきます。


アストラルチェインを用いてキメラを拘束する様子は、公式のムービーでも紹介されています。

【ASTRAL CHAIN】拘束 - YouTube


タイミングよく攻撃することで、レギオン同調して連携技を繰り出すことも可能。同調による攻撃は以下の公式ムービーで確認できます。

【ASTRAL CHAIN】同調 - YouTube


ミッションによっては大型キメラと対峙することも。


以下のムービーはボス級の大型キメラとの戦闘シーン。突進する敵をアストラルチェインで受け止め跳ね返す「チェイントラップ」を使用しています。

「ASTRAL CHAIN」のチェイントラップで大型ボスを跳ね返す - YouTube


ストーリーを進めるとレギオンをスキルツリーで強化することができるようになり、戦闘を有利に進めることができるようになります。


少しわかりにくいですが、青と白のカラーは味方のレギオン。戦闘に慣れていない序盤はアキラとレギオンもCPUとして一緒に戦ってくれるので、すぐゲームオーバーになってしまうことはありませんでした。


レギオンのスタイルには5つの種類があり、序盤は「ソード・レギオン」スタイルですが、ストーリーが進めば他のスタイルが解禁され、序盤のムービーにも出てくる「ビースト・レギオン」や「アロー・レギオン」「アーム・レギオン」「アックス・レギオン」に変更することも可能。


戦闘以外の要素も作りこまれており、自動販売機「ベンダー3号」でドリンクを買おうとすると……


しゃべり始めました。顔まであります。


個体ごとに顔と性格が異なる徹底ぶり。


また、ストーリーの序盤で出会うマスコットキャラクター的存在の「ラッピー」は、最初は会話できず、ぴくりとも動かないので人形そのものかと思いきや……


生年月日が表示されるので、中に誰か入っているのかもしれません。


ストーリーを進めていけば、いずれ関わりを持つことになります。


キャラクター以外にも、街も細かく作り込まれているので探索にも手が抜けません。


建物内にあるトイレでは、用を足すこともできます。


主人公の性別で男性を選んでしまったので、女子トイレは侵入不可。


しかも異性のキャラクターが同行しているときにトイレに行くと、残念ながらトイレに連れ込むことはできず外で待たせることになります。


用を足すと……


なぜかティッシュペーパーを手に入れる主人公。未使用のものであることを祈ります。


キメラとの戦闘以外にも、警察として街にいる犯罪者を捕まえたり、人助けなどのサブクエストも用意されています。街の探索やサブクエスト、高難易度への挑戦など、つい寄り道してしまって本筋を忘れてしまいそうになります。


「ASTRAL CHAIN」は難易度を「守護」「有利」「拮抗」から選択して遊ぶことができます。初期設定では、復帰の上限が6回の「有利」になっており、「有利」と「守護」はリザルト画面でランク評価が表示されないので、自分のペースで遊ぶことができます。「守護」はアクションが苦手な初心者向けで、復帰の上限は無く、オートで戦闘が行われます。評価が表示される「拮抗」は復帰の上限が2回までで、アクションゲームに慣れている人に推奨されています。


また、特定の条件を満たすと難易度「極限」が解放されます。なお、難易度はゲームの途中でも変更可能で、一度クリアした戦闘を再度プレイすることもできるので、高難易度で高評価を狙って遊ぶこともできます。


「ASTRAL CHAIN」は定価7980円(税込)で、Amazon.co.jpでは記事掲載時点でパッケージ版が7506円(税込)で購入可能となっていました。

Amazon | ASTRAL CHAIN(アストラル チェイン) -Switch | ゲーム

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in レビュー,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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