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Twitterで意図せずユーザーデータの共有やカスタマイズ広告の表示が行われるバグが発覚

by PhotoMIX-Company

Twitterではユーザーのアカウントデータをどの範囲までTwitterが利用できるのか、ユーザー自身が設定できるようになっています。ところが、一部のケースでユーザーデータが意図せず共有されたり、あるいはデータに基づいたカスタマイズ広告が表示されたりするバグが存在していたことがわかりました。このバグは2019年8月5日付けで修正されたとのこと。


An issue with your settings choices related to ads on Twitter
https://help.twitter.com/en/ads-settings

Twitterでユーザーデータ共有やカスタマイズ広告の設定を行うには、設定画面の「プライバシーとセキュリティ」をクリックし……


「カスタマイズとデータ」項目を選択。


「カスタマイズとデータ」内から、ユーザーが自身のデータを利用したカスタマイズ広告の表示を許可するかどうか、あるいはTwitterの信頼できるビジネスパートナーとのユーザーデータ共有を許可するかどうかを、共有範囲を含めて設定できます。


しかし、Twitterはこの設定がユーザーの意図した通りに機能しないケースがあったことを発見したとのこと。1つは、「2018年5月以降、モバイルアプリの広告を開くまたは閲覧した上で、モバイルアプリとやり取りをした場合、国コードや広告に関する情報を共有した可能性がある」というものです。データはTwitterの信頼できる広告パートナーと共有されたそうで、データの共有を望まないユーザーであっても、一部のデータが意図せずに共有されてしまった可能性があります。

もう1つは「2018年9月以降、Twitterなどのサービスでのカスタマイズ広告表示制精度を向上させる試みの中で、カスタマイズ広告の表示を望まないユーザーに対してもデバイスの使用情報に基づいた広告が表示されてしまったケースがある」というもの。広告に使われたデータはあくまでもTwitterに関するものだけで、パスワードやメールアドレスといった情報は使われませんでした。

Twitterは既にこれらの問題を2019年8月5日付けで修正したと報告しており、記事作成時点では影響を受けたユーザー数や範囲についての調査を行っている最中だとのこと。「あなた方は自身の選択にTwitterが従うと信じていたはずですが、私たちは失敗しました。このような事態が発生して申し訳なく思っており、同じ間違いが発生しないように措置を講じています」と、Twitterは述べています。

by Marie Slim

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in モバイル,   ネットサービス,   ウェブアプリ,   セキュリティ, Posted by log1h_ik

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