「ルパン三世」シリーズ初の3DCG映画「ルパン三世 THE FIRST」予告編公開
映画「ルパン三世 カリオストロの城」公開から40年となる2019年に、アニメ「ルパン三世」シリーズとして初の3DCG映画となる「ルパン三世 THE FIRST」が公開されることになりました。
映画『ルパン三世 THE FIRST』公式サイト
https://lupin-3rd-movie.com/
YouTubeでは予告映像が公開されています。
映画「ルパン三世 THE FIRST」予告 - YouTube
©モンキー・パンチ/2019映画「ルパン三世」製作委員会
モンキー・パンチさんによるマンガ「ルパン三世」は1967年に生まれました。
その後、アニメ化されて、1979年には宮崎駿監督による映画「ルパン三世 カリオストロの城」が公開されます。
この「カリ城」から40年を経て、「ルパン三世」が3DCG映画に。ルパン一味はもちろん……
銭形警部も格好よく活躍しそうな雰囲気。
ルパンらしく「謎の美女とお宝」も登場。
作品は2019年12月6日(金)公開。
監督・脚本は「ALWAYS 三丁目の夕日」「永遠の0」などで知られる山崎貴。2019年8月2日(金)に公開される、「ドラゴンクエスト」シリーズ初の3DCG映画である「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」の総監督・脚本も担当しています。
山崎貴監督:
子供の頃、横浜の親戚の家に遊びに行ったとき初めてルパンの映像に出会いました。
“何という大人っぽいアニメーションだ。さすが都会すげー”と強烈な印象が残っています。
その後様々な名作を生み出したルパン三世という作品はモンキー・パンチ先生のオリジナルキャラの圧倒的な個性の強さと懐の深さから生まれたものだと思っています。
その系譜の端っこに3DCGという新たなフォーマットで加われるのは本当に嬉しいことです。
デジタル環境を漫画の世界に持ち込んだ先駆者であるモンキー・パンチ先生に完成品を観てもらえなかったことが残念です。
監督のコメントでも触れられているように、「ルパン三世」原作者であるモンキー・パンチさんは漫画家としてデジタル環境をかなり早いうちから取り入れていた人物であり、3DCGのルパンを「待ち望んでいた」とのこと。2019年4月に亡くなりましたが、2018年10月に以下のようなコメントを寄せていました。
モンキー・パンチ:
ずっと待ち望んでいた3DCGのルパン三世です。
キャラクターやストーリーを拝見したけど、新しい感覚がいっぱいつまったルパンになりそうで、どんな作品になるか想像するだけで、今からワクワクしています。
ルパンは幅を持った描かれ方をするキャラクターですが、この3DCG版ルパンはどんな活躍を見せてくれるのでしょうか。
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