リコール対象となった15インチMacBook Proのバッテリーが爆発
2019年6月、Appleは一部の15インチMacBook Proでバッテリーが発火する可能性があるとしてリコールプログラムを発表しました。この対象端末を使用していたユーザーが、ちょうどリコールプログラムが発表される3日前にバッテリーが発火したとして、燃えてしまった自身のMacBook Proの写真を共有しています。
Apple's MacBook Pro Battery Recall is No Joke, Here's What Could Happen
https://petapixel.com/2019/07/03/apples-macbook-pro-battery-recall-is-no-joke-heres-what-could-happen/
Images underscore the need for Apple's MacBook Pro recall - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2019/07/03/macbook-pro-recall-images/
リコールプログラム発表の3日前に自身のMacBook Proが発火してしまった不運な人物はSteven Gagneさんで、自身のFacebook上で燃えてしまった端末の写真を共有しています。Gagneさんによると、MacBook Proのバッテリーが爆発した際、小さな火が出て家の中に煙が充満し、化学薬品が燃えるかのようなにおいがただよったとのこと。爆発したMacBook Proは当時使用しておらず、充電もしていなかったそうです。Gagneさんは普段、MacBook Proをソファや雑誌ラックの中に入れたりしているそうですが、発火時はテーブルの上に置いていたため事なきを得たとしています。
So, in light of the @apple announcement today that they are recalling 15” MacBook Pros from 2015-2017, I want to tell my...
Steve Gagneさんの投稿 2019年6月20日木曜日
突如爆発したGagneさんのMacBook Proの写真は以下の通り。端末底面の中央に真っ黒な焦げがあり、左端の通気口からも焦げが伸びています。
トラックパッドからも焦げ。
底面左端の通気口部分。
なお、リコール対象となるのは2015年9月から2017年2月にかけて販売されたMacBook Proで、シリアル番号からリコール対象の端末かどうかを確認することが可能。自分の持っている端末がリコール対象かどうか確かめるための方法は、以下の記事からチェックできます。
Appleが15インチMacBook Proのバッテリーが発火するとしてリコール、リコール対象かチェックする方法まとめ - GIGAZINE
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