Appleが15インチMacBook Proのバッテリーが発火するとしてリコール、リコール対象かチェックする方法まとめ

by Marcin Nowak

Appleが一部の15インチMacBook Proのバッテリーが過熱により発火する危険性があるとして、リコールプログラムを発表しました。影響を受ける可能性のある端末は、2015年9月から2017年2月にかけて販売されたMacBook Proで、シリアル番号からリコール対象の端末かどうかが判断できます。

15-inch MacBook Pro Battery Recall Program - Apple Support
https://support.apple.com/15-inch-macbook-pro-battery-recall

Apple recalls older 15-inch MacBook Pros because the batteries could catch fire - The Verge
https://www.theverge.com/2019/6/20/18693136/apple-recall-2015-15-inch-macbook-pro-battery-overheat-fire-risk-safety

Appleは15インチMacBook Proがリコール対象かどうかを確認するための方法として、MacBookの画面左上にあるAppleロゴから、「このMacについて」を選択し、モデル名を確認するという手順が推奨されています。

ここに表示される情報が「MacBook Pro(Retina, 15-inch, Mid 2015)」である場合、以下のリコールプログラム専用ページに飛び、テキストボックスに端末のシリアルナンバーを入力することで、リコール対象か否かがわかります。

15-inch MacBook Pro Battery Recall Program - Apple Support

リコールプログラムでは対象端末のバッテリーを無料で交換してもらうことが可能ですが、その場合はApple正規のサービスプロバイダ経由でバッテリーを交換してもらう、またはApple Storeに直接持ち込む、もしくはAppleのサポートに連絡を取り郵送での受け取りサービスを利用する、という3つのいずれかを選ぶ必要があります。バッテリー交換プログラムを利用する場合は、端末内のデータをバックアップしておくことが推奨されています。

海外メディアのThe Vergeによると、リコール対象のMacBook Proを修理センターに送った場合、修理には1～2週間かかる見込みです。なお、The Vergeがバッテリー発火の原因についてAppleに問い合わせたそうですが、記事作成時点では返答はないそうです。