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MacBook Airでロジックボードに欠陥が見つかり無償交換が可能に


Appleが2018年に発表した2018年モデルの「MacBook Air」で、ロジックボードに欠陥が見つかったことが明らかになっています。Apple関連のニュースを報じる9to5Macによると、Apple Storeや認定サービスプロバイダは対象となるMacBook Airを無償で交換するよう通知されているようです。

Apple finds issue w/ logic board in some 2018 MacBook Airs, offers free repair - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2019/06/30/macbook-air-logic-board-issue-power-apple/

9to5Macが独自に入手した情報によると、Appleの内部文章の中で「非常に少数」のMacBook Airで、メインのロジックボードに欠陥が見つかったと書かれているそうです。Appleによると、無償交換の対象となるのは「2018年モデルの13インチMacBook Air」とのこと。Appleは無償交換の対象となるMacBook Airを持つユーザーに対して、メールで案内を送信する予定です。


Appleの内部文章にはロジックボードの欠陥により「電源」周りの問題が起きているそうですが、具体的な症例は記述されていないとのこと。9to5Macは「2018年モデルのMacBook Airについてインターネット上で検索すると、一部のユーザーが電源が全く入らなくなったと報告している」と指摘。実際にTwitter上で検索してみると、「2018年に購入したMacBook Airが突然動作しなくなった」とAppleのサポートに助けを求めているツイートなどを見つけることができました。


Appleは製品の修理・交換用プログラムとして「Exchange + Repair Extension Programs」を行っており、リコール製品などの無償交換プログラムはこのページから確認することができます。記事作成時点ではAppleは2018年モデルのMacBook Airのロジックボード交換に関する情報は掲載されていませんが、「Appleは少数の端末にのみ影響を及ぼす問題の場合はリストに追加しないことがある」と9to5Macは記しています。

なお、ロジックボードに欠陥のある端末を持つユーザーは、Apple StoreもしくはAppleの正規サービスプロバイダー経由で修理依頼を行うか、配送修理を申し込むことで無償交換が可能です。

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in ハードウェア, Posted by logu_ii

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