無料で商用利用可能な写真を自分で組み合わせて作ることができる「Photo Creator」は普通は見つからないような写真も自作可能

有料・無料に限らずインターネット上にはさまざまなストックフォトサービスが存在しますが、一度使ったことのある人なら自分の求める条件にドンピシャな画像を探すのは意外と難しいことに気づくはず。そんな時に便利そうなのが「Photo Creator」で、「セルフィーに写り込もうとするサンタたちの写真」のようなどのストックフォトサービスにもありそうにない画像であっても、素材を組み合わせて自分で作ることができます。

Moose - Photo Creator
https://photos.icons8.com/creator

「Photo Creator」を使って画像を作成するには、上記URLにアクセスして「Start creating」をクリック。

赤枠部分をクリック。

すると、画像作成画面が表示されます。画面右に作成中の画像が表示され、画面左には自由に配置可能な写真素材が表示されます。初期状態だと赤枠部分にある人型アイコンが選択されており、「MODELS(モデル)」画像が無数に表示されます。

人型アイコンの下にある箱アイコンをクリックすると、「OBJECTS(モノ)」画像が表示されました。

さらに下にあるアイコンをクリックすると、「BACKGROUNDS(背景)」画像が選択可能に。

一番下にある「T」アイコンからは、「ADD TEXT(テキスト追加)」ができます。

画像は無数に表示されるので、検索ボックスにキーワードを入力するとお目当ての画像が探しやすくなります。

好みのモデル画像をクリックすると、画面右のキャンバス上にモデル画像が追加されました。

画像を追加すると画面下部に別の画像が表示されるので、赤枠部分をクリック。

どうやらこれは選択した画像に関連する画像を表示しているようです。関連画像は赤枠部分にあるように、モデル・モノ・背景別に表示させることが可能で、クリックすればそのままキャンバスに追加することもできます。

画像はクリックした状態で自由に配置を動かすことができ……

画像をクリックすると表示される枠の四隅をクリックしてドラッグすれば、自由に拡大縮小が可能です。

また、赤枠部分の四角いアイコンをクリックしたままマウスを動かせば、画像の回転もできます。

テキストを追加するとこんな感じで、フォントは5種類から選択できるほか、太字や斜体、色の変更にも対応しています。日本語にも対応していますが、日本語の場合はどれを選んでも同じフォントになるので注意。

複数のオブジェクトを配置すると、オブジェクトを選択した状態で赤枠部分のような矢印アイコンが表示されるようになります。このアイコンをクリックすると画像の表示順を変更可能となっており、以下の画像のように「黒板に書かれている風の文字」を表現することも可能。

画面上部中央をクリックすると生成する画像の縦横比を変更できます。

画像が完成したら「Export」をクリック。

すると、PSDもしくはPNG形式で画像をダウンロードできます。

作成した画像をPSD形式でダウンロードするには月額19.99ドル(約2200円)を支払う必要ありとのことでしたが、試しにダウンロードしてみたところ記事作成時点では普通にダウンロードできました。専用のIcons8アカウントを作成する必要すらなかったので、かなり手軽に使えます。

というわけで実際に作ってみた画像がコレ。自分でテキストを入力することもできるので、メッセージのやり取りなどにも使えそう。

荒野にたたずむフェンシングの選手や……

机で眠る男性に札束を散らす男性など、普通のストックフォトサービスにはまず存在しないであろう画像が簡単に作れます。

なお、Photo Creatorで作成した素材はAttribution-NoDerivs 3.0 Unportedというライセンスのもと配布されることとなるため、無料で商用利用も可能ですが、サイトへのリンクが必要となります。ライセンスに関する情報は、以下のページに詳しく書かれているので気になる人はチェックしてみてください。

総数 88,500 のiOS 11、Windows 8、Windows 10、Android 4、素材アイコンを無料で使用する。
https://icons8.jp/license