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Intelと老舗eスポーツリーグ「ESL」が3年100億円のスポンサー契約を締結、eスポーツも大規模スポーツリーグ並の規模に


半導体大手のIntelと、ドイツ・ケルンに拠点を置くeスポーツリーグ「ESL」が3年で1億ドル(約113億円)という巨額のスポンサー契約を結んだことが発表されています。Intelはこれまで18年間にわたってESLのメインスポンサーを務めてきましたが、今回の3年契約により両者は新たな段階のパートナー関係に入るとしています。

Intel and ESL Extend Partnership to Invest $100 Million in Esports For Largest Brand and Tech Partnership in Esports History | ESLGaming
https://www.eslgaming.com/press/intel-and-esl-extend-partnership-invest-100-million-esports-largest-brand-and-tech-partnership-esports-history

Intel signs 100 million dollar deal with esports company ESL
https://www.cnbc.com/2018/12/13/intel-signs-100-million-dollar-deal-with-esports-company-esl.html

ESLは2000年にElectronic Sports Leagueとして設立された団体で、世界で最も古いeスポーツリーグの一つ。Intelは同社の名前を冠した「インテル・エクストリーム・マスターズ」などのビッグイベントをサポートしてきており、ESLの中でも最大のスポンサー企業です。

今回の長期契約では、IntelはESLに対してハイパフォーマンスなプロセッサーなど「コア」となる技術をあらゆるレベルで提供するほか、今後普及が始まる「5G」技術の提供も行われるとのこと。Intelでバーチャルリアリティおよびゲーム、eスポーツ部門の副社長兼ゼネラルマネジャーを務めるジョン・ボニーニ氏はCNBCの取材に対し、「eスポーツの拡大に重要な役割を果たしてきたことを非常に誇りに思っています」「この長期契約により、eスポーツ業界におけるより長期的かつ持続可能な道のりが作り出されるでしょう」と語っています。


ESLでグローバル・ブランド・パートナーシップ部門の副社長を務めるマーク・コーエン氏は、Intelとの提携は急激に拡大を続けるeスポーツの世界において新しい次元が開かれると期待を述べています。コーエン氏は「今や、ほかの大手ブランドや従来からのエンターテインメント企業がeスポーツへの投資を始めており、eスポーツは伝統的なスポーツエンターテインメントと同じようなアプローチや戦略をとれるようになってきています」と語っています。


eスポーツ関連のマーケット調査会社「Newzoo」の調査によると、eスポーツは2020年には14億ドル(約1600億円)規模の市場になるとみられています。eスポーツは今やサッカーや野球、バスケットボールやF1といった巨大スポーツエンターテインメントと肩を並べる存在にまで認知度を高めており、新たな「スポーツ」として存在感を確実なものにしています。

盛り上がるeスポーツ、世界市場規模は18年で9億ドル以上に - BCN+R
https://www.bcnretail.com/market/detail/20180226_52732.html

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in メモ,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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