10Gbps対応のネットワークカード「ASUS 10Gネットワ​​ークアダプタ PCI-Ex4カード XG-C100C」レビュー

現行のPCであっても、ハイエンドモデルでもない限りオンボードで10GBASE-Tに対応しているものは多くありません。ASUS「10Gネットワ​​ークアダプタ PCI-Ex4カード XG-C100C」はPCI ExpressスロットとLANポートという一般的なネットワーク環境に導入可能でありながら爆速10Gbps通信に対応したネットワークカードとのことなので、実際に編集部のPCに組み込んで使用してみました。

XG-C100C | Wi-Fi | ASUS 日本
https://www.asus.com/jp/Networking/XG-C100C/

◆開封・外観レビュー
XG-C100Cの外箱の見た目はこんな感じ。

これが開封したところ。ネットワークカード本体(中央手前)のほかに、ロープロファイルPCI用のブラケット(右奥)、英語表記の保証書(中央奥)、ドライバーインストール用のCD(左奥)、取扱説明書代わりのスタートガイド(左手前)、日本語表記の製品保証書(右手前)が入っていました。

ネットワークカード本体は赤いヒートシンクが特徴的。

本体とiPhone 8 Plusを並べてサイズを比較してみるとこんな感じ。コンパクトにまとまっているので、PCケースの中でも場所を取らず干渉しにくいと言えます。

裏面はこんな感じ。使用するPCIeスロット規格はx4です。

インターフェースはLANポート(RJ-45)がひとつ。

◆ネットワークカードを増設する
今回ネットワークカードを組み込むPCはこれ。ケースはAntecの「P180」です。

まずはシャットダウンしてから電源スイッチを切り、電源ケーブルを抜きます。

サイドパネルの上の方にあるハンドルネジを手で外して……

下のネジも外します。

サイドパネルを外したところ。マザーボードはASUSの「X99-A II」です。

PCIeスロットはx4以上であればOK。今回は、ちょうど空いていてなおかつPCI Express 3.0対応の上から4番目のスロットを使ってみます。

ドライバーでブラケットのネジを外して……

ネットワークカードをスロットに挿入します。

ネジで固定してからサイドパネルを戻せば増設作業は完了です。

◆デバイスドライバーのインストール
付属のCDからデバイスドライバーをインストールしていきます。もしCDドライブがないPCを使う場合でも、ASUSの公式サイトからダウンロードできます。

「ASUS LANカードユーティリティ/ドライバーをインストールする」をクリック。

「次へ」をクリック。

「次へ」をクリック。

「次へ」をクリック。

「完了」をクリック。

◆動作を確認

デバイスマネージャー確認したところ、きちんと認識されていました。

なお、XG-C100Cは10Gbps以外にも対応しているので、今はまだ10Gbpsのネット回線を引いていないけれど将来的には引きたいという場合でも導入がしやすくなっています。

今回使用したネットワークカードとデスクトップPCは以前ネットワークアダプターのレビューで使用したもの。爆速10Gbpsへの対応はお墨付きです。PCのパーツ交換や増設に抵抗がないという人はXG-C100Cを選べば、よりローコストでPCに10GBASE-T環境を導入できます。

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