試食

金沢の職人が貼った金箔に森の動物が切り抜きされたまめや金澤萬久の「金かすてら 森のマロン」で型抜きしてみた


金沢の和菓子店「まめや金澤萬久」は、金沢の職人によって金箔貼りされたカステラ「金かすてら」で知られています。そんな金かすてらに、秋季限定で「森の動物」の形に切り抜き加工された「金かすてら・森のマロン」がJR東京駅で販売されていると聞いたので、さっそくお土産として購入し、森の動物を型抜きしてみました。

金かすてら まめや金澤萬久
https://www.mameya-bankyu.com/SHOP/9449/list.html

まめや金澤萬久・東京グランスタ店に到着。お店はJR東京駅構内の八重洲口側にあります。


まめや金澤萬久の定番メニューの「金かすてら」


秋期間限定で動物の形に型抜きされた金かすてら「森のマロン」が販売されていました。


ということで、森のマロン(税込1620円)をお土産としてゲット。


リスやウサギと栗が描かれた、秋仕様のパッケージでした。


「森の動物」のカット入り。型抜きを楽しみながら食べるとよいそうです。


なお、森のマロンの賞味期限は2週間強と長めでした。


箱から黒い箱をスライドして取り出して……


慎重にカステラを取り出します。


白い包装紙は手で破るには固いので、ハサミで切る方がよさそうです。


包装紙を取り除くと、中から金かすてらが登場。


白い紙を取り除くと、まばゆい金箔仕様のカステラが現れました。金箔は1ミクロンまで延ばされたものを、金沢の職人が1枚ずつ敷き詰める「一枚貼り仕上げ」だとのこと。


森の動物は3種類。上から「クマ」。持ち帰る途中で金箔にヒビが入ってしまったのは残念です。


真ん中が「ウサギ」


最後が「リス」。リスは大きなヒビ割れを避けられた模様。


金箔以外は、見た目は一般的なカステラと変わりありません。しかし、まめや萬久では、「エグロワイヤル」という飼料からこだわった卵を使用し、黄身と白身を一緒に泡立てる「共立て」法で職人が一つ一つ焼き上げる製法を採用しているそうです。


型抜きしつつ食べ進めるのもよさそうですが、「3つとも型抜きコンプリートしたい」という衝動を抑えられません。ということで、大きめのお盆に移しての型抜きに挑戦してみました。


まずは果物ナイフで縦に切りつつ、外側をはぎ取る作戦。


切り抜き加工はしっかりと底までできているので、複雑な形状の部分も慎重にやればなんとか綺麗にできそう……。しかし、根気が要求される作業です。


なお、動物ごとにカットが入った部分があるのでそこから攻めると比較的楽です。


ナイフでは細かな形状に対応できないということで、たこ焼き用の「千枚通し」に切り替え。


ゆっくりと針を通していくと、細かな部分でもうまく対応できました。


なお、底面の紙までカットされているので、キレイに動物だけを抜き出せます。


千枚通しの威力は絶大。フチどりをなぞると……


パタリと外側部分を押し倒すことに成功。


慣れてくると、千枚通しを使いつつ、側面を豪快に手で剥がし取れるようになりました。


なお、取り除いたカステラの金箔がお皿などにところどころ貼りつきました。


ということで、3種類の動物すべての型抜き完了。


参考までに難易度は、クマ→ウサギ→リスの順で難しくなるので、この順にチャレンジするのがよいかもしれません。


完成した金かすてら・森のマロンを実食。金箔で輝く表面にフォークを入れるのは少々ためらわれます。


味は一般的なカステラよりも甘め。かなりの甘党でも満足させられるレベルです。しかし、エグロワイヤルのおかげか上品さが際立つ味で、高級なカステラであることは一口食べただけでわかりました。


使ったフォークは金メッキ状態に。


なお、切り取ったカステラも食べ応え十分でした。


金かすてら・森のマロンは秋季限定の商品なので、興味のある人はなるべく早くゲットしておくのがおすすめです。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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