超絶細かな隠しギミックを盛り込んだコインを旧1ドル硬貨から削り出す
普通のコインと同じ見た目ながら、コイン上の彫刻の剣を抜くことが可能になっており、それを穴に差し込むとあるギミックが発動するというものをロシア人アーティストのRoman Booteenさんが作成しています。このギミック満載のコインのムービーをBooteenさんが自身のInstagram上で公開したところ、公開から2日で約10万回も再生され、大きな反響を呼んでいます。
Booteenさんが作成したギミック満載のコインは以下からチェックできます。
Booteenさんが削って作ったギミック付きのコイン
裏面はアメリカの旧1ドル硬貨であるモーガン・ダラーのもの。つまり、モーガン・ダラーを削ってギミック付きのコインを作成したというわけ。なお、モーガン・ダラーの直径は38.1mm、薄さは2.4mmなので、直径26.5mmの500円玉よりもさらに大きなサイズの硬貨から独自のコインを削り出したことがわかります。
中世の騎士風の彫刻が彫られたコインの表面
騎士の腰にある剣にピンセットを伸ばし……
スッと取り出します。何と剣は取りだし可能。
この剣をコインのてっぺんにある隙間に……
ブスッと刺します。
これを押し込むと、窓が開き奥から聖杯のようなものが姿を見せました。
Booteenさんは自身のInstagram上でモーガン・ダラーを削る様子を公開しており、コイン作成の一端を垣間見ることができます。
なお、Booteenさんは他にもギミック付きのコインを製作しています。
彫られた昆虫の羽がパカリ
中央上部に彫られた目がパカリ。
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