無職の黒人と車いすの大富豪との奇妙な友情の絆を描く「最強のふたり」のハリウッド版「The Upside」公式予告編公開

2011年に大ヒットしたフランス映画「最強のふたり」をハリウッドでリメイクした映画「The Upside」の公式トレーラーが公開されています。製作会社のトラブルから上映が延期になっていたThe Upsideの公開が近づいています。

The Upside | Official Trailer [HD] | Coming Soon To Theaters - YouTube

「あなたは求職中であることを証明しなければいけません」と言われるケヴィン・ハートが演じるドリス。「ほんとに探してるんだ。信じてくれよ」

「ここに求職活動中だと証明してくれる人から、署名を3つもらってきてください」と言われました。

ドリスは職を探してさまよいます。

「これまでにハードワークしたときのことについて話してください」

「今朝かな。起きたこと」と眠たげなドリス。

呆れる面接担当者。当然、不採用です。

一方、ブライアン・クランストンが演じる大富豪のフィリップの豪邸。

ニコール・キッドマンが演じる富豪の助手は、「気に入る人を探しましょう」と、フィリップの介護をする人を探しているようです。

「あなたの手足にならせてください」

フィリップは気に入らない様子。

なかなかいい人材がみつからないようです。

ドリスの乗るエレベーターがペントハウス階に到着。

ドリスはうっかり行き先を間違えたようです。

「順番がくるまで待っていてください」と、ドリスは介護の応募者に間違えられました。

「リラックスしろよ。何も『手を挙げろ』っていうわけじゃないから」とずかずかと踏み込むドリス。

「ここにサインをくれよ。頼むよ」

「なんとサインすればいいんだ？」

「知らないよ……って、腕を動かせないのか？」

「ああ、動かん」と答えるフィリップ。

「口は動かせるんだな」

「ああ、お前さんのようにな。私はアシスタントを探しているんだ」

助手は怪訝な顔。

なぜかレストランにいる二人。「まじかよ！？」とドリスは机をたたいています。

「あなたはこの仕事に適格じゃないわ」とドリスを否定する助手。

フィリップに寄り添うドリスですが……

フィリップの体は今にも倒れそう。

「戻して！」と助手は大慌て。

介護役を引き受けたドリスですが、問題続発の模様。

ドリスによる独特の介護。

「いいだろ？」

「普通じゃないな」

ドリスは、身の丈に合わない豪邸での暮らしにも悪戦苦闘。

「どれがあんたの車だい？」「全部私のものだ」

「これ、全部？まじかよ」

「まったく実用的ではないがね」

「確かにな！」

フェラーリで爆走。

高級車の加速に驚くドリス。

フィリップも、ドリスとのドライブはまんざらでもないようです。

そのフィリップにもロマンスがある模様。

付き添いのドリスは「あんたは体が動かせないし、彼女は顔色一つ変えないし……」とぼやきます。

「ハッピーバースデー」と、大勢がフィリップの誕生日を祝福。

たくさんのプレゼントにも、「何もいらん」とフィリップ。

「誰だって問題があるだろ」

「俺は息子に会うためにもがいてる」

「それは誰の間違いだ？」

「君が悪いのか、それとも世間が悪いのか？」と言われたドリスは……

プレゼントを床にたたきつけます。

「あんたは狂ってる」

「次はこのクソデカいワインをぶち壊すぜ」と告げるドリスに、フィリップは「やれ！」

「次はどれだ？」

「その牛をやれ！」

ドリスはプレゼントを壊しまくります。

その様子を楽しむフィリップ。

物音を聞きつけて助手がやってきました。

「いや、これは……」

床の上は大惨事。

驚く助手。

「騒ぎ立てるんじゃない」

フィリップの一言に救われたドリス。

ドリスとフィリップは、意外に相性がいいようです。

フィリップの様子に助手にも笑顔がこぼれます。

ドリスは助手にも認められたようです。

なんと、車いすのままパラグライダーに挑むフィリップ。

もちろんドリスも付き添い。

「リラックスだ」

「俺はリラックスしてるよ！」

無職の黒人と大富豪に芽生える奇妙な友情の絆を描く「The Upside」は、2019年1月11日にアメリカで公開されます。