試食

熟成チルド牛肉と特製すき焼きダレが鍋の中でグツグツしている松屋「牛鍋膳」を食べてきた


うまみを肉の中に閉じ込めた「熟成チルド牛肉」とたまねぎ、豆腐を特製すき焼きダレで煮込んだ「牛鍋膳」が2018年10月9日に松屋で登場しました。化学調味料や人工甘味料などを使わずに自然の素材を盛り込んだという牛鍋がどんな味に仕上がっているのか、食べに行ってきました。

牛鍋膳新発売!|松屋フーズ
https://www.matsuyafoods.co.jp/2018/10/03/4570/

松屋に到着。


店頭にはさっそく牛鍋膳の垂れ幕が出されていました。なお、今回訪れたお店のように、松屋の中でも「プレミアム牛めし」を提供している店では牛肉に「熟成チルド牛肉」が使われており、垂れ幕などにもその記載がありました。また、新メニュー登場を記念して、10月16日15時まではライス大盛りが無料になるキャンペーンが行われています。


券売機で券を購入して席に着くと、数分で牛鍋膳(税込590円)が届けられました。牛鍋膳にはライスとみそ汁、そして生たまごと半熟卵から選べる「選べる小鉢」がセットになっています。なお、今回はキャンペーンを利用してご飯を大盛りにしてあります。


下から固形燃料の火であぶられ、鉄鍋の中でグツグツと煮える熟成チルド牛肉と豆腐。特製のすき焼きダレからは、ほのかに甘い香りが漂ってきます。


鍋の横には、薬味として黒胡麻焙煎七味が添えられていました。


何はともあれまずは牛肉を一口。薄くスライスされた牛肉に甘い特製すき焼きダレがよく絡んで、肉のうまみを引き立てるよう。牛肉そのものからは思いのほか「肉のうまみ」が感じられたのが印象的だったのですが、これがまさに「熟成チルド牛肉」ならではの味わいなのかも。口に入れてかみしめるごとにうまみが少しずつ出てくるところや、奥行きのある歯ごたえなどが印象的でした。


鍋に添えられた生たまごを溶いて肉に絡めるとさらにうまさがアップしてご飯がどんどん進みます。まさにすき焼きそのものの味わいで、これが590円で味わえると思うとおトクな気分になれました。実は今回、熟成チルド牛肉ではない方の牛鍋膳も食べてみたのですが、肉の大きさは熟成チルド牛肉の方が一回りほど大きく、脂身も少ないために肉そのものの風味をより強く味わえたように感じました。


アチアチに温まった豆腐にも特製すき焼きダレがよく絡んでおり、絹ごし豆腐の滑らかな食感が楽しめます。また、鍋の底からの火が食べ終わるまでずっとついていたので、最後まで温かいまま食べることができました。


黒胡麻焙煎七味をかけると、甘みがちだったタレと肉の味がキュッと引き締まります。


◆「熟成チルド牛肉」じゃない方の牛鍋膳も食べてみた
今回の牛鍋膳では、熟成チルド牛肉が使われている店舗と通常の牛肉が使われている店舗の2タイプが存在するとのこと。「ならば両方食べておかなければならないだろう」ということで食べ比べてみました。該当店舗に貼り出されているポスターには「熟成チルド牛肉」の表記がないのと、価格が550円となっているので簡単に見分けることができます。


ということで、熟成チルド牛肉じゃないほうの牛鍋膳を注文。価格は税込550円と、熟成チルド牛肉のものに比べて40円安くなっていました。


見た目にはほとんど違いが感じられません。


しかし食べてみると、わずかながらはっきりとした違いがあることがわかりました。熟成チルド牛肉に比べると普通の牛肉は「うまみ」がやや弱く感じられ、かみ進めたときに出てくる肉の味わいもやや弱いように感じます。とはいえ、スライスされた牛肉に甘いすき焼きダレがたっぷり絡むうまみを味わうことはできるので、決して劣っているというわけではありませんでした。プラス40円で肉のうまみをよりふんだんに味わうもよし、コスパを取って普通に牛鍋膳の味わいを楽しむも良し、という一品となっていました。


牛鍋膳には今回試食したセット(税込590円)のほかにも、牛肉が1.5倍になった「肉増し牛鍋膳(税込730円)」、そして生野菜がセットになった「牛鍋膳生野菜セット(税込650円)」も用意されています。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
吉野家で冬のピリ辛鍋メニュー「旨辛味噌牛鍋膳」を食べてみた - GIGAZINE

ご飯がバクバク進む甘辛ダレ使用の「焼き牛めし」を食べてきた - GIGAZINE

「牛めし」の松屋が中華料理に乗り出した「松軒 中華食堂」へ行ってきた - GIGAZINE

吉野家の冬の定番鍋メニューをご当地アレンジした「ご当地鍋膳」の近畿限定メニュー「牛カレー鍋膳」を食べてみた - GIGAZINE

in 試食, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.