Googleの新型Chromebook「Nocturne」の本体画像が流出したと報じられる
PixelbookはGoogleが開発するChrome OSを搭載したChromebookの旗艦モデルですが、10月9日にGoogleが開催するイベントで、Pixelbookの新モデル「Nocturne(ノクターン)」がデビューするとウワサされています。そんな中、かつてGoogleで働いていた経験があるKevin C. Tofel氏が、「ノクターンの本体画像が流出しているのを発見した」と報告しました。
First look at what appears to be the Pixelbook tablet, aka: Nocturne – About Chromebooks
https://www.aboutchromebooks.com/news/first-look-chrome-os-pixelbook-tablet-nocturne-madebygoogle/
ノクターンの本体画像の流出元となったのは、Bluetooth接続式や着脱式キーボードを開発するBrydgeとのこと。Tofel氏が10月9日のイベントで発表されると思われるChrome OS用のBrydge製キーボードの画像を見ていたところ、「このキーボードと接続されているタブレットは、新型のPixelbookなのではないか?」と気づいたと述べています。
Tofel氏は始め、「キーボードと接続されているタブレットは丸みを帯びたiPad Proなのだろう」と考えていました。ところが、画像のスクリーンにはChrome OSが表示されています。また、注意深くタブレットの左側面を見ると、Type-CのUSBポートが存在していることが確認可能。ノクターンにはタブレットの左右に1個ずつ、Type-CのUSBポートがあるとされていることから、Tofel氏はこのタブレットを「ノクターンの可能性が高い」と推測しました。
加えて、タブレットの表面の左端にはタテに細長いスピーカーが装備されているのが見え、画像を明るくすると右側にもタテに細長いスピーカーが重複して設置されていることも確認できるとのこと。Tofel氏は「このような形状のスピーカーを持つタブレットを、私は他に知りません」と述べました。
また、Tofel氏はタブレットを上からのぞいた角度の画像にも注目。画像の左端に細長い電源ボタンが見えますが……
これは2018年9月上旬にChrome関連のウェブサイトのChrome Unboxedで報告された、Chrome OS用の指紋認証センサーだとのこと。
Tofel氏は「この画像は合成されたレンダリング画像である可能性もあるが、私はこれが本物のノクターンだと考えています。少なくとも、ノクターンのダミーシェルを使用したものでしょう」と述べ、ノクターンはChrome OS向けのタブレットとして10月9日にデビューすると考えています。
ノクターンには指紋センサーの他にも、音声通信の音質確保のためのエコー除去機能や、Intelの第8世代プロセッサ、スプリングピンによるキーボードの着脱機能などがあるとされています。
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