メモ

ZOZOTOWNの前澤社長がSpaceXの巨大ロケット「BFR」で月に行く民間初の月旅行者であることが発表される


民間宇宙開発の最先端をひた走るSpaceXは日本時間の2018年9月18日午前10時、同社が開発を進めている巨大ロケット「BFR」で宇宙旅行をすることになる初の民間搭乗者として、日本のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイの前澤友作社長であることを発表しました。

SpaceX to Unveil 1st Passenger for Private BFR Rocket Moon Trip Tonight! How to Watch.
https://www.space.com/41853-spacex-bfr-moon-passenger-flight-reveal-webcast.html

SpaceXが公開したサイト「First Lunar BFR Mission」によると、SpaceXはBFRに乗って月を周回する初の民間搭乗者との間で契約を締結したとのこと。同社ではこれが今後の民間宇宙旅行に向けた重要な一歩になるとしています。

First Lunar BFR Mission | SpaceX
https://www.spacex.com/webcast


SpaceXの公式Twitterアカウントでは、日本時間の2018年9月14日時点で今回のミッションが発表されていました。そしてこのツイートへの返信の中に、初の搭乗者が誰であるのかをほのめかすヒントが投じられていました。


それが以下のツイート。搭乗者について「イーロン、あなたでしょ?ちがう?」というユーザーの返信に対し、マスク氏はなんと日本の国旗の絵文字を返信。ここからは、「私じゃないです。日本人です」というメッセージが伝わってくるようです。


そして、その日本人がスタートトゥデイの前澤社長であることを示す状況証拠が出そろっていました。Masuraoさん@mrtaoyameのツイートでは、9月5日から始まるこの件に関するタイムラインがまとめられており、前澤社長がこの件の当事者の一人であることが強く示されています。


前澤社長は堀江貴文氏が「豪快さん」とも評するほど壮大なスケールで物事を進めることでも知られています。そして2018年3月25日のツイートでは、「創業20周年の今年は、訳あってめちゃめちゃ働くことにしました」とツイートしています。その「訳」がBFRによる月旅行なのかどうかは不明ですが、たしかに「めちゃめちゃ働く」ことの目的として月旅行はまさにふさわしいものといえそう。


◆2018年9月18日 10時37分追記
SpaceXが開催した発表会で、世界初の民間月旅行者が予測どおりスタートトゥデイの前澤友作社長であることが発表されました。


First Private Passenger on Lunar BFR Mission - YouTube


◆2018年9月18日 11時10分追記
前澤氏のプロジェクトサイト「dearmoon.earth」が公開されました。

#dearMoon
https://dearmoon.earth/ja/

前澤氏は、月に画家や音楽家、映像作家、ファッションデザイナーなどのアーティストを同行させ、そこから産まれるアーティスト同士のコラボレーションを実現するという構想を明らかにしています。


また、プロジェクトに関するムービーがYouTubeで公開されています。

#dearMoon 001_Project Movie (日本語字幕) - YouTube

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
東京~ハワイを30分で結ぶことも可能なスペースXの新型巨大ロケット「BFR」とは? - GIGAZINE

イーロン・マスク氏が「質問ある?」を実施してスペースXの新ロケット「BFR」などについての質問に回答 - GIGAZINE

SpaceXの超大型ロケット「Falcon Heavy」に強力なエンジンではなく27基の小型エンジンを搭載した理由とは - GIGAZINE

NASAはなぜSpaceXの低コストなロケットを使わずに「SLS」の独自開発に莫大な費用を投じるのか? - GIGAZINE

in メモ,   乗り物, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.