「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の監督がアベンジャーズのヒーローについて語るムービーが公開中
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「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」など、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の複数作品で監督・脚本を務めるルッソ兄弟が、アイアンマンやキャプテン・アメリカなど、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」に登場するヒーローについて語るムービーが公開されています。
Every Hero in 'Avengers: Infinity War' Explained by the Russo Brothers | WIRED - YouTube
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左がジョー・ルッソ氏で、右がアンソニー・ルッソ氏。2人は「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の監督を務め、2019年公開予定の「インフィニティ・ウォー」続編の監督も務める予定です。
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アベンジャーズのリーダーでもあるアイアンマンは、トニー・スタークが独自開発したパワーアーマーを着用した姿です。「トニー・スタークことアイアンマンはマーベル・ユニバースの心と魂そのものです」とジョー氏が語ります。
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「トニー・スタークの、どこか人間味にあふれつつも常に挑戦的なキャラクターである点が魅力的です。アイアンマンはどこかナルシシズムにあふれてアルコール依存症になるような欠点を抱えていますが、ヒーローとして成長を遂げていきます」
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「マイティ・ソーはアスガルドの第一王位継承権を持つ神ですが、自分がアスガルドの王にふさわしくないと考えています。彼は悩み苦しみながら、複雑な旅を冒険しますが、決してうまくいくことはありません」と語るアンソニー氏。
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「ソーは人生における道徳的な指針を探し求めています。ソーと『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で私が好きなところは、文字通り全てを失ったソーが自分の根源的な部分を否定して、自分の成長のために勝ち目のない戦いをするところです」とアンソニー氏は語ります。
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「映画におけるソーのヒーロー的立ち位置は、サノスと完全に対称的なものに設定しています」とジョー氏は語っています。
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ロッソ兄弟がMCUに参加するきっかけとなったヒーローがキャプテン・アメリカでした。二人がキャプテン・アメリカの好きなところは「謙虚さ」とのこと。
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「キャプテン・アメリカは強い意志を持ち、幸運にも『スーパーソルジャー計画』の被験者に選ばれ、誰もが本当に憧れるヒーロー像を構築しました。私たちは映画を作る上で、それまでの漫画に描かれていたような『単なる愛国心の象徴』としてのヒーロー像に応えようとはしませんでした」
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「『キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー』『シビルウォー/キャプテン・アメリカ』を通じて、私たちはもう少し複雑なキャラクターを探求して、一人の人間を超越した存在として理解して描いてきました」とアンソニー氏は語ります。
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「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」で初めてアベンジャーズシリーズに参戦したドクター・ストレンジについて「初めて仕事するときは少しドキドキしました」とジョー氏はコメント。
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ジョー氏によると、とにかく一番ドキドキしたことの1つが、ドクター・ストレンジをトニー・スタークというキャラクターに真っ向からぶつかっていくように設定したこと。トニー・スタークとドクター・ストレンジのどちらも自己愛が強いキャラクターだったため、2人を同じ場所に配置すれば何かが起こると考えたそうです。
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「世界を巻き込んだ戦いにはさまざまな見方があるという意味で、ドクター・ストレンジには『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ではかなり重要な役割を担ってもらったつもりです」とアンソニー氏はコメント。
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「コミック本を集めていた子どもの頃、ドクター・ストレンジの神秘的な要素が好きでした。彼は魔法で全てを見透かしているようなキャラクターですが、1400万回も自分たちが負ける未来を見てきたことは彼の心にとってものすごく重い負荷となったし、映画終盤でも未来視は彼を救ってくれませんでした」
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「私たちはどうしようもないほど強大な力を描こうと考えていました。ドクター・ストレンジの存在によって、サノスがもはや止めることができない力である様子を描くことができました」とジョー氏は語ります。
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アンソニー氏は「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」に次いで、再びアベンジャーズの戦いにスパイダーマンを登場させられることにわくわくしていたそうです。
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スパイダーマンの正体でありながらまだ10代の若者であるピーター・パーカーは、トニー・スタークといわば「師匠と弟子の関係」にあります。その関係を演出するために、ピーターを演じるトム・ホランドとトニー・スタークを演じるロバート・ダウニー・Jrの現実での関係をそのまま映画の中に取り入れたとアンソニー氏は語ります。
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「ロバート・ダウニー・Jrは撮影期間の中でトム・ホランドのよき師匠でした。スーパーヒーローを演じるのは並大抵のことではなく、ロバートの助けがあることでトムは自分のキャラクターの声を見つけることができたと思います」とジョー氏は述べています。
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「ガーディアン・オブ・ザ・ギャラクシー」シリーズに登場するロケット・ラクーンは非常に人気のあるキャラクターです。「ロケットは他のキャラクターよりも感情を面に出さないように務めてきたキャラクターですが、それ故にいつもイライラしていて、誰かと仲良くすることが苦手です」
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「だからこそ、ロケットが誰かと心から絆を築いた時にキャラクターの魅力が一気に引き出されます。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の中で私たちのシナリオの中でも、ロケットとソーの絆は特別なものとして描いています」
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「苦しみにもだえるソーを見てロケット自身も苦しさを覚えるほど、ソーとロケットの絆は大きなものとなります」とアンソニー氏は語ります。
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「ガーディアン・オブ・ザ・ギャラクシー」に登場するスターロードは、幼少の頃に母親をガンで亡くし、宇宙窃盗団のラヴェジャーズに拉致されるという過酷な状況で育ちました。「そういった環境が彼をちょっとしたごろつきにさせたと考えています」とジョー氏は語っています。
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「スターロードのスーパーパワーは彼のウィットネスや情熱で、それが彼のキャラクターの強みです。スターロードは遺産や父親といった外部からスーパーパワーを得ませんでした」
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「スターロードは、父親由来の人間離れしたところよりも自らの人間性に重きを置いていて、私たちはそれこそがスターロードの魅力だと考えています」
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他にもムービーではインフィニティ・ウォーに登場したヒーローについてロッソ兄弟が語りまくっているので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
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