iPhone 6が運転中に突然爆発して大炎上、一体何が原因だったのか？

中国・上海で、走行中の車のダッシュボードに置かれていたiPhone 6が突如爆発し出火するという事故が発生しました。実際にiPhone 6が爆発して炎上する様子を記録した衝撃的なムービーが公開されています。

iPhone 6 explodes in moving car due to replaced battery - YouTube

2018年8月1日、1組の夫婦が自動車道をドライブしている場面でムービーが始まります。この日の上海は晴れで、最高気温は33度。

運転中、突然ダッシュボードのiPhone 6がバシュッという音と共に爆発。運転席の視界が赤い炎に包まれてしまいます。ハンドルを握っていた女性は悲鳴を上げながらも即座に停車します。

爆発の瞬間には大きな炎が上がったものの、すぐに炎は収まったため、車は慎重に再出発します。フロントガラスは爆発によってわずかに白くすすけてしまっていて、車内も少し煙がこもっているのか、うっすらと白く濁っています。

しかし、しばらくするとiPhone 6は再び激しい炎に包まれます。運転している女性は大声で叫び、再び車を路肩に止めます。車内にはアラームのような電子音が鳴り響いています。

しばらくすると炎はひとりでに小さくなりましたが、iPhone 6本体は内部のバッテリーが膨張してぱっくりと開き、隙間から小さな炎がちろちろとのぼっています。

後続の車が夫婦の車をどんどん追い越していくなか、iPhone 6からは白い煙がモクモクと上がり続けます。

幸いにも、今回の爆発でケガをした人はいなかったそうです。iPhone 6の持ち主だった女性の夫によると、2018年2月に修理工場でバッテリーを交換したばかりだったとのことで、調べてみたところ、交換に使われていたバッテリーはApple純正のものではなかったことが判明しました。非純正のバッテリーだったこと、さらに炎天下に車のダッシュボードに放置したことで過熱状態になったことが今回iPhone 6が爆発した原因だと考えられます。