3万円台で購入できる高さ1.2メートルの家庭用アーケードゲーム機「Arcade1Up」
ゲームセンターに配備されているアーケードゲーム機の筐体サイズを3/4にし、いくつかのアーケードゲームタイトルを搭載した家庭用のアーケードゲーム機が「Arcade1Up」です。高さ4フィート(約1.2メートル)とそれなりに大きいのですが、わずか299ドル(約3万3000円)で購入できてしまいます。
Arcade1Up: Classic Arcade Games For The Home
https://www.arcade1up.com/
Arcade1Up cabinet pre-orders get a price drop at Walmart and GameStop - Polygon
https://www.polygon.com/2018/8/2/17644012/arcade1up-cabinets-preorder-release-date-price-drop
「Arcade1Up」はゲームセンターなどで見かけるアーケードゲーム機の筐体を3/4サイズに縮小した家庭用のアーケードゲーム機です。詳細なサイズは高さ45.8インチ(約116cm)×奥行き23インチ(約58cm)×幅19インチ(約48cm)で、重さは63ポンド(約28.6kg)。
コントローラー部分はこんな感じでアーケードゲーム機らしい丸型ボタンとジョイスティックが特徴です。ディスプレイは17インチの液晶スクリーンを採用しているとのこと。
筐体は公式なライセンスのもと、どこか懐かしいデザインが施されています。
「Arcade1Up」は5つのモデルが用意されており、それぞれ収録されているゲームが異なります。収録タイトルは以下の通り。
1:Asteroids、Tempest、MajorHavoc、LunarLander
2:Street Fighter II Championship Edition、スーパーストリートファイターII -The New Challengers-、ストリートファイターII' TURBO(ダッシュターボ) -HYPER FIGHTING-
3:ディフェンダー、ガントレット、JOUST、RAMPAGE
4:Centipede、Crystal Castles、Missile Command、Millipede
5:ファイナルファイト、魔界村、ストライダー飛竜、1944: The Loop Master
実機の様子は以下のムービーで見ることができます。
Arcade 1Up E3 Reveal - YouTube
アーケードコントローラー部分は選んだ筐体によって異なっており、ボタンのみのものから……
ジョイスティック付きのコントローラーが2P分用意されたものまであります。
筐体は全部で5種類。
当たり前ですが実際にプレイすることも可能。
3/4サイズなので立ってプレイするには少し背が低いのですが、台などで高さを変えると立ったままプレイすることも可能となります。
ストII筐体では2人プレイも可能です。
なお、Arcade1Upは自分で組み立てる必要があり、公式から組み立ての説明ムービーも公開されています。パーツの組み立てに必要な道具はドライバーのみで、4種類のネジとディスプレイに電源を供給するための2つのコード、そして12種類のパーツを組み上げることでArcade1Upが完成します。
Arcade1Up Assembly Instructions - YouTube
海外ゲームメディアのPolygonによると、当初は399ドル(約4万4000円)での販売が予定されていたArcade1Upですが、ウォルマートやGameStopでの予約注文が始まると、価格は299ドル(約3万3000円)まで下がっていたとのことで、Nintendo Switchと同程度の価格でちょっと小ぶりなアーケードゲーム機を家に導入することができるとしています。
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