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Googleによるシステム開発・維持管理ノウハウをまとめた本が無料公開中


Googleで培われたシステム管理とサービス運用の方法論である「サイトリライアビリティエンジニアリング(SRE)」のノウハウをまとめた本が「Site Reliability Engineering」です。英語版の内容が無料で公開されているほか、オライリーから発刊予定のSREに関する書籍「The Site Reliability Workbook」も、2018年8月23日までの期間限定で公開されています。

Google - Site Reliability Engineering
https://landing.google.com/sre/book.html

Site Reliability Engineeringを読むには上記のサイトにアクセスし、「READ ONLINE FOR FREE」をクリック。


目次が表示されるので、まずは序文から読んでみます。「Foreword」をクリック。


PDFではなく通常のwebページでの公開なので、Chromeで閲覧している場合はページ翻訳機能が使用できます。右クリックから「日本語に翻訳」を選ぶと……


Google翻訳なので完璧な翻訳ではありませんが、大まかな内容を把握することができます。


オライリージャパンより「SRE サイトリライアビリティエンジニアリング ―Googleの信頼性を支えるエンジニアリングチーム」という訳本が税込5184円で販売されているので、正確に翻訳されているものを読みたいという人は上記の本を購入してください。なお、Kindle版はありませんがAmazonでも購入することができます。

また、先ほどのSite Reliability Engineeringが公開されていたサイトを下にスクロールすると続刊の「The Site Reliability Workbook」をダウンロードできるリンクが現れます。このWorkbookでは具体的な例を通してSREの原則と実践方法について学ぶことができるとのこと。


PDFでの公開ですが、2018年8月23日まで無料で入手可能なので手に入れたい人は今のうちにダウンロードしておくのが良さそうです。

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in メモ,   ソフトウェア, Posted by log1d_ts

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