「半分裸」で女子学生が図書館を利用することを大学が警告
女子学生が露出の多い服装や体のラインが出るタイトな服で大学構内の図書館を利用することを問題視したザンビアの首都ルサカにあるザンビア大学は、女子学生に対し「男子学生の集中力を妨げるので、半分裸の服装で図書館を利用しないでください」と警告しました。この警告を見た女子学生は「集中できない男子学生が悪い」として、大学側の警告に反発しています。
Zambia library warns 'half-naked' female students - BBC News
http://www.bbc.com/news/world-africa-44031794
アフリカ南部の国は文化的に保守的な傾向にあるそうですが、ザンビアに住むBBCの記者によると「大学の学生はファッショナブルな服装を好む傾向があります」と語っています。
この服装を問題視したザンビア大学は、大学構内に「女子学生向けの通知」を貼り出しました。通知には「図書館を利用する女子学生の中には半分裸の服を着ている人がおり、男子学生の邪魔をしている状況にあります。このため、構内の施設を利用する際には露出を控えた穏やかな服装を推奨します」と書かれており、男子学生の注意を引く服装をやめるように警告をしています。
この警告を見た同大学に通う女子学生のディキナ・ムゼヤさんは「『図書館に行く=勉強する』ということなのに、なんで女性の脚を見る必要があるんですか?ただ、本に集中していればいいのに」と語っており、集中できない男子がおかしいと指摘。
この意見に対し、大学側の警告に賛同するという男子学生のキリオン・フィリさんは「私たちは女性の体がどれほど魅力的かということを知っています。誰かがミニスカートやタイトな服を着て歩いているのに、どうやって集中できますか?他の男性もそうでしょう」と話しており、目の前に魅力的な服装をした女性がいるのに、集中できる男性がいるわけないと断言しています。
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