料理をとにかくおいしそうに描くアニメ「衛宮さんちの今日のごはん」スタッフトークショー
2018年1月から配信されているアニメ「衛宮さんちの今日のごはん」はタイトルにあるように毎回必ず食事シーンが登場します。マチ★アソビ vol.20では上映会と制作しているufotableのスタッフによるトークショーが行われ、主題である料理をおいしそうに描くため、料理監修を担当している只野まことさんから送られてきた写真を細かく見ながら制作されたことが語られました。
マチ★アソビ 情報 | アニメ「衛宮さんちの今日のごはん」公式サイト
http://emiya-gohan.com/news/?id=47037
「衛宮さんちの今日のごはん」はFateシリーズをもとにして「料理」にスポットライトを当てたスピンオフ作品。Fateシリーズでは7人のマスターが7体のサーヴァントを召喚して、「万能の願望機」である聖杯を求めて戦いを繰り広げていますが、本作はFateシリーズの日常に特化しているといえます。キービジュアルも、買い物中の士郎とセイバーがメインに描かれています。
今回、スタッフトークショーにはアニメーション制作を担当しているufotableの近藤光プロデューサー、料理作画監督を務める永森雅人さん、作品のアソシエイトプロデューサーであるアニプレックスの古橋宗太さんが登壇。
永森さん(中央)は「おへんろ。」のキャラクターデザインを担当しているのですが、これまでマチ★アソビでいくつも行われてきた「おへんろ。」イベントに登壇したことはないため、この「衛宮さんちの今日のごはん」スタッフトークショーが初マチ★アソビ登壇。
ufotableでは「Fate stay/night [Unlimited Blade Works」などの制作も手がけましたが、「衛宮さんちの今日のごはん」ではキャラクターデザインが大きく異なっています。ここでは、桜の前髪についての細かい指示が上げられています。
キャラクター作画はもちろん、この作品では「ごはん」描写にも手を抜けません。料理作画監督を務める永森さんは、原作の料理監修を担当している只野まことさんから料理写真を提供してもらい作画の参考にしているとのこと。割った卵の描写のときには、実際に同じように卵を割って、白身の色をどうするかなど、細かくプランを練ったそうです。
ちなみに、第1話でそばを水洗いするシーンを担当した西條さんは、ufotableが行っている中高生向けのアニメ制作講座「デジタルクリエイター養成塾」の出身者だとのこと。
アニメは毎月1日21時からAbemaTVで配信ののち、毎月8日にその他の動画配信サイトで配信されています。AbemaTVでは最新・第5話配信中、その他のサイトでは5月8日からの配信です。
マチアソビでは、5月5日(土)12時から、ufotable CINEMA横に設置されるキッチンカー「阿波ふうど号」で料理監修・只野さんによる料理実演イベントが実施されます。また、5日(土)15時からは劇場版「Fate stay/night[Heaven's Feel]」との合同ステージが行われることになっています。
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