Google Earthの衛星写真で世界をゲームのように見せるショートクリップ「Arena」
ナスカの地上絵やミステリー・サークルなど、世界各地には空中から見たときに何かのメッセージのように見えるものがあります。ショートクリップ「Arena」に登場するのはそういった遺跡ではなく、どこかの街並みや道路を写した衛星写真ばかり。しかし、巧みな編集により、なにかのメッセージを発しているかのような内容になっています。
Arena on Vimeo
最初は変哲もない衛星写真が切り替わっているかのように思えましたが……
別々の衛星写真を使いながら、十字路がゆっくりと左上に移動していきます。
十字路は画面の上端に達すると……
まるで跳ね返ったかのように画面左下へ降りていきました。
直交ではなく角度のついた十字路もゆっくりと移動
続いてセンターピボットが画面中央に出現したかと思うと、わさわさっと増殖。
基板を見ているかのような密集地帯。
センターピボットがあちこち移動するパックマンのよう。
波打つ曲線。
どんどん膨れあがり……
逆方向にも。
ロータリーとそこから伸びる道はまるで回転するプロペラ。
こうなってくると、住宅地がもう歯車にしか見えません。
インターチェンジも回転しているかのように次々と切り替わり……
どこかの基盤のような建物群。
これは本当に衛星写真なのか?何かの暗号では……?と混乱するような映像がひたすら流され、不思議な気分に襲われます。
この短編映像を監督したのはアーティストのPáraic McGloughlinさん。制作はおよそ3カ月かかったそうです。
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