ハードウェア

800度以上の高温で誰でも簡単にプロ並のステーキを焼き上げられる家庭用グリル「Beefer」


ステーキの調理方法は基本的に肉を焼くだけというシンプルなものですが、おいしいステーキを焼くためには温度管理やタイミングがとても重要となり、素人には難しいものがあります。ドイツで開発された「Beefer」は誰でも簡単にプロレベルのステーキが焼ける家庭用グリルです。

Beefer – 1,500 Degree | The Original – Made in Germany – Beefer Store USA


Beeferのスタンダードモデルである「Beefer One PRO」の見た目はこんな感じ。燃料はプロパンガスとなっています。


使い方はとても簡単。まずは肉を専用の金網に載せます。


そのまま肉をBeeferに投入し、焼くだけです。Beefer内部の天面にはヒーターがあり、食べ物のサイズや味に応じて、金網を置く高さを変えること火加減を調整できるとのこと。


Beeferのグリルはセ氏約800度という温度。ガスグリルだとセ氏約300度、炭のグリルだとセ氏約350度とのことで、Beeferはガスや炭よりも高い温度で、肉を短時間で一気に焼き上げることができます。


肉を取り出すと……


こんがりといい焼き色がついています。高温で肉の表面を焼くことでメイラード反応が起こり、ステーキの風味や香りが引き立ちます。


肉をカットするとミディアムレアで焼けていることが分かります。高温で焼いてはいますが、肉に火が通り過ぎてしまうということもありません。Beeferは肉専用というわけではなく、魚やグラタンにも使うことができるとのこと。


開発者の一人であるフランク・ヘッカー(画像左)さんは、ブルックリンにあるPeter Lufer Steakhouseのステーキがお気に入りで、どうにかしてこのステーキを再現できないかと考えていたそう。研究を重ねた結果、カ氏1500度(セ氏約815度)という温度が重要だと気付きましたが、これだけの高温を再現できる家庭用グリルはなかったため、自ら開発しようと思い立ったとのこと。


Beeferにはグリルを1基搭載したBeefer One PROの他、グリルを2基搭載して金網の高さ調節レバーもついたBeefer XL、さらに2基のグリルの火加減を独立して調整可能な業務仕様のBeefer XL Chefの3モデルが用意されています。価格はBeefer One PROが899ドル(約9万6000円)、Beefer XLが1599ドル(約17万円)、Beefer XL Chefが2399ドル(約26万円)となっています。


Beeferは、記事作成時点では日本への発送は行われていませんが、これから全世界に展開する予定でビジネスパートナーを募集しているとのことで、今後の展開に期待したいところです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
失敗しないステーキの焼き方がわかるムービー「Steak」 - GIGAZINE

肉だけを食べ続けると人はどうなってしまうのか? - GIGAZINE

肉の代わりに食べられる菌類「マイコプロテイン」試食レビュー、一体どんな味なのか? - GIGAZINE

安い肉と高い肉でおいしいステーキを作る方法は異なる、それぞれのレシピはこんな感じ - GIGAZINE

「塊肉」などの牛ステーキから豚・鶏・馬・鹿・ラムまで食べ放題の「300B ONE」で肉まみれになってきた - GIGAZINE

希少部位の牛肉ささみ・イチボなどA4・A5レベル高級和牛食べ放題「肉屋の台所」に行ってみました - GIGAZINE

in ハードウェア,   , Posted by log1i_yk

You can read the machine translated English article here.