Googleマップが車イスやベビーカーでも通りやすいバリアフリーなナビゲーションに対応
By Steve Johnson
目的地へのルートを示す際に車いすを利用している場合を考慮した結果を表示するモードがGoogleマップに機能されました
Introducing “wheelchair accessible” routes in transit navigation
https://www.blog.google/products/maps/introducing-wheelchair-accessible-routes-transit-navigation/
この機能は、PC(ブラウザ)版およびアプリ版のGoogleマップですでに利用できるようになっており、主に世界の大都市から順次対応エリアが拡大されていくとのこと。iOS版Googleマップの場合、ルート検索後の際に公共交通機関を選び、「オプション」をタップすると……
経路オプションの一番下に「車椅子対応」という項目が追加されていることがわかります。
そして検索結果に戻ると、車いすを考慮したルートが表示されます。なお、この対応情報はGoogleマップに寄せられたユーザーの情報をもとにGoogleが確認した状況が反映されているとのことですが、場合によっては車椅子対応の状況が完全に反映されていない場合もある模様。
電車を降りてから目的地までのルートも車いすを考慮したものになっているとのことです。
この機能はAndroid版Googleマップでももちろん利用可能。ただし、アプリのバージョンが古い場合は表示されないこともあるので事前にチェックしておいた方が良さげです。
また、PCのブラウザからGoogleマップにアクセスした場合にも、同様に機能を利用することができます。
◆バリアフリー情報を投稿するには
ユーザーが自分でバリアフリー情報を投稿することも可能です。アプリやブラウザ版Googleマップの左上にあるメニューアイコンから「自分の投稿」を選んで……
「不足しているの情報の提供」を選択。
すると、情報が不足している場所に「+」アイコンが表示されるので、どれか一つをタップすると……
「バリアフリーの設備はありますか?」などの項目が表示されるので、実際に自分で把握しているたものに関して答えておけば、今後この場所を利用する人の役に立つというわけです。
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