Googleマップがアイコンの表示仕様を近日改良、表示色が追加され関連の強い場所をピックアップする機能を実装へ
現代人には欠かせないアプリと言っても過言ではない「Googleマップ」で、アイコン表示の方法に改良が加えられることが発表されました。新しい表示方法ではアイコンの色が追加されて見分けをつけやすくなるほか、たとえば「運転モードの時にはガソリンスタンド」「電車移動時には鉄道の駅」など、その時に応じて重要なアイコンを重点的に表示する機能がプラスされます。
Google Maps gets a new look
https://www.blog.google/products/maps/google-maps-gets-new-look/
今回のアップデートで更新されるアイコンの色パターンはこんな感じ。「食事」や「買い物」「健康」「エンターテインメント」など8つのジャンルでアイコンが色分けされるようになります。
さらに、各ジャンルの中でも小分類によってそれぞれ以下のようにアイコンが使い分けられます。「食事」「買い物」「エンターテインメント」のジャンルはこんな感じ。中にはカッコ書きで対象地域が明記されているものもありますが、日本のミュージアムは他の国とは違うアイコンが使われているのが興味深いところ。
「サービス」「健康」のジャンル。ここでも日本の銀行には他とは違うアイコンが設定されています。
「アウトドア」「交通機関」だとこんな感じ。温泉のマークは「日本文化を尊重する」のか、「外国人にもわかりやすくする」のかで意見が分かれていたこともありましたが、Googleマップでは以前からのアイコンがそのまま使われている模様。
「公共サービス」「宗教」のジャンル。日本の郵便局と警察、学校、市役所、町村役場に独自のアイコンが設定されています。
個人的に追加した「お気に入り」などのジャンルや、道路状況アイコンはこんな感じに。表示が細分化されることで、用途に応じた使い分けがしやすくなる模様です。
また、マップアプリのモードごとで表示を切り替える機能も改良されるとのこと。すでにAndroid版Googleマップでは「探索」「車」「交通機関」のモードで地図上に表示する情報を使い分ける機能が搭載されていますが、今後はさらに「ドライブ中はガソリンスタンド」というふうに、あるモードを使っているときに調べたい情報が重点的に表示されるようになるとのことです。
これらの機能改善は、今後数週間の間にアプリやブラウザ版Googleマップに順次実装されて行く予定になっており、プラットフォームが変わっても一貫した使い勝手が実現されるとのことです。
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