セキュリティ

ウェブページを開くだけでiPhoneやMacをフリーズさせてしまう不審なURLが拡散中


iPhoneやiPadなどのiOSデバイスやMacをフリーズさせてしまう不審なURLが、TwitterなどのSNSやメッセージアプリで拡散されています。

Malicious Link Texted to Mac and iOS Devices Can Cause Freezes and Resprings [Updated] - Mac Rumors
https://www.macrumors.com/2018/01/16/malicious-link-ios-mac-freezes/

Apple関連のニュースを主に取り扱うMac Rumorsが報じた内容によると、このURLはGithubのページのものとなっています。iOSデバイスやMacで開くと途端に端末がフリーズまたは再起動を繰り返すようになったり、「メッセージ」アプリが使えなくなったりするなどの問題を引き起こすとのこと。TwitterなどのSNSで拡散されている場合はURLを開くことで影響が生まれますが、メッセージアプリの場合はメッセージを受信するだけで問題が発生するケースも。これは、ページ内容をプレビュー表示するためにURLにアクセスするというアプリの仕様のためとみられ、回避することが難しいものとなっています。


SNSでの拡散であれば「URLを開かない」という対処方法がとれますが、メッセージアプリでメッセージを開いてフリーズしてしまった場合は、まずはアプリを強制終了させ、立ち上げ直したらすぐに当該のメッセージをスレッドごと削除してしまうしか被害を回避する方法はないとのこと。

また、少々設定が面倒ですが、iOSの設定で「一般」→「機能制限」→「Webサイト」の中にある項目で、Githubをドメインごとアクセス禁止にしておくことでも問題は回避は可能。


なお、記事作成時点までにGithubは当該のウェブページを削除し、作者のGithubアカウントは停止されていますが、今後も別の人物が同様の行為を行う可能性もあるので、不審なURLは開かないように心がけておくのが良さげです。

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in モバイル,   ソフトウェア,   ハードウェア,   セキュリティ, Posted by darkhorse_log

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