81歳女性と22歳男性がスマホゲームで300回以上の対戦を経て友達になったストーリー


フロリダに住む81歳の女性と、ニューヨークに住む22歳の男性がスマートフォンのオンラインゲームを通じて知りあい、ついには対面を果たすというエピソードがTwitter上で話題を集め、100万回以上も「いいね」され、24万回以上リツイートされる事態となっています。

The sweet story of how a 22-year-old met an 81-year-old woman on 'Words with Friends'
http://mashable.com/2017/12/04/words-with-friends-22-year-old-man-80-year-old-woman-meet/#Yw1j6oQtYOqU

このストーリーの主役は、フロリダ在住で81歳の女性ロザリンドさんと、ニューヨーク在住で22歳のスペンサー・スレヨンさんの2人。両者の接点は全くありませんでしたが、スマートフォンのゲームアプリ「Words With Friends」のオンライン対戦機能を通じて知りあいになったそうです。


Words With Friendsは、マスが並んだフィールドに規定の文字を使って単語を早く完成させるというゲーム。1人でもプレイすることはできますが、オンラインでランダムに相手を選んで対戦することも可能で、対戦後にはプレイした相手と継続してつながるようにすることも可能。2人はこの機能をきっかけにゲーム内で関わりを持つようになったとのことで、その後、スレヨンさんとロザリンドさんは合計300回ほどプレイしてきたそうです。


2人が知り合った当初、スレヨンさんは実家のあるメリーランド州に住んでいたとのこと。しばらくはお互い相手がどんな人かもよく知らないままにプレイし、時おりチャット機能を使って会話もしていたそうです。しかしこの時は特に深い話をすることもなく、スレヨンさんによると「個人的な話は全くしませんでした」とのこと。その後、スレヨンさんは仕事が忙しくなったことであまりゲームをプレイしなくなり、ついにはアプリを削除してしまったとのこと。そしてスレヨンさんはニューヨークのイースト・ハーレム地区へと引っ越し、しばらくはゲームから離れて生活していたそうです。

ニューヨークでは友人のハンナ・バトラーさんとよく一緒にいたスレヨンさんでしたが、ゲームで知り合ったロザリンドさんのことも話題に上るように。すると、ハンナさんの母親でマンハッタンのリバーサイド教会の牧師でもあるエイミーさんがその話を聞きつけました。2人のなれそめに関心を持ったエイミーさんは、教会での説教の時にそのエピソードを紹介したいとスレヨンさんに打診。スレヨンさんはこれを快諾し、再びアプリをインストールしてゲームをプレイしてみることにしたそうです。

ゲームを再インストールしたスレヨンさんは、なんとロザリンドさんが今でもゲームをプレイしていることを発見。こうして2人は再び接点を持つことになります。そして、このストーリーに華を添えたのがエイミーさんでした。2人が再びゲームでつながったことを知ったエイミーさんは、実際にロザリンドさんとスレヨンさんを対面させることを画策。スレヨンさんと一緒にロザリンドさんが住むフロリダを訪れて、現地でご対面する手はずを整えました。

2人が合う予定になっていたのは2017年12月1日(金)で、その前日にスレヨンさんとエイミーさんはフロリダ入り。そして当日の朝、ロザリンドさんに会うためにホテルをチェックアウトしようとしたところ、なんとサプライズでホテルのロビーで待ち構えていたロザリンドさんとの対面を果たすこととなったそうです。


ちなみにこのサプライズは、エイミーさんが仕込んでいたものとのこと。心憎い演出で1日をスタートした2人は、その後1日中一緒に時間を過ごし、フロリダの名所巡りをしたそうです。


フロリダ観光の際には、トランプ大統領が所有するリゾート施設「マー・ア・ラゴ」にも訪れたとのこと。その時にスレヨンさんは、建物に向けて中指を突き立てるいけないポーズをとったとのこと。お察しの通りスレヨンさんは反トランプのリベラル寄りな考えの持ち主ですが、一方のロザリンドさんは保守的な考えの持ち主。さもすると「一触即発」となりかねないイデオロギー対立の構図ですが、2人は政治的な背景は完全に忘れ去り、友人として楽しいひとときを過ごしたそうです。このことについて尋ねられたスレヨンさんは、「2016年の頃は僕らは同じ考え方に立っていると思ってたけど、次第に彼女はそうではないと知ることになった。でも、僕はロザリンドのことを政治的な背景よりも前から知っているし、彼女の考え方を変えようとも思わないから、このことは脇に置いておくことにした」と語っています。

また、このストーリーが拡散されてからは「スレヨンはロザリンドが年配の白人女性と知らなかった」という誤った情報が広まっていたとのことで、スレヨンさんはこれについてキッパリと「僕は自分が年配の白人女性と対戦していることを知ってた」と断言しています。

始めて会った時間を慈しむようにハグする2人。


こうしてロザリンドさんとの一日を過ごしたスレヨンさんは、思い出の写真をまとめてTwitterに投稿し、ニューヨークへの帰路につきました。


飛行機に乗る前にTwitterをチェックしたスレヨンさんは、自分のツイートに200件の「いいね」がついていることを確認。そしてニューヨークに着き、再びTwitterにアクセスしたところ、わずか2~3時間の間に1万7000回もいいねされていることを目の当たりにします。スレヨンさんは同行していたエイミーさんに「どうやらバズっちゃたみたいだね」と話したそうです。そして記事作成時点では、いいねの数は100万回を超えるに至っています。

実際に2人が対面した時間は短いものでしたが、スレヨンさんはロザリンドさんとの対面を「100点満点だった」と振り返っています。2人はFacebookでも友達になり、今でもゲームを一緒に楽しんでいるそうです。ちなみに、ゲームの腕前について尋ねられたスレヨンさんは、「それ尋ねます?いつも勝っているのは僕。でも間違えないで欲しいけど、彼女も強いですよ」と答えたそうです。

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