充電不要で無限にスワイプ操作やピンチ操作が楽しめるスマホ依存症向けの「SUBSTITUTE PHONES」
総務省が公開している情報通信白書の平成29年版によると、2016年時点でのスマートフォンの普及率は71.8%となっており、日本では既に多くの人々がスマートフォンを所有していることがデータとして明らかになっています。その結果、街中で歩きスマホをする人や、旅先でもスマートフォンの通知が気になって仕方がない人など、いわゆる「スマートフォン依存症」となってしまっている人も多数いるはず。そんな現代病と戦うための斬新なツール「SUBSTITUTE PHONES」をオーストリアの首都・ウィーンを拠点に活動しているプロダクトデザイナーのクレメンツ・シリンガーさんが作っています。
SUBSTITUTE PHONES – KLEMENS SCHILLINGER
http://www.klemensschillinger.com/portfolio/substitute-phones/
これがスマートフォン依存症から抜け出すための役に立つ「かも」しれないというSUBSTITUTE PHONES
スクリーンはこんな感じ。スクリーン上には「OFFLINE」と書いてある通り、バッテリーなどは必要なく、常時オフラインですがしっかり使えます。
手に持つとこんな感じで、サイズは一般的なスマートフォンと同じくらい。
その特徴はなんといっても本体に埋め込まれた石の球。これを左右にスワイプするように動かすことが可能で、スマートフォン中毒となってしまった人の心を癒やしてくれるわけです。
可動部の形はさまざまで、ラインが2本重なったものや……
斜めのもの
これはピンチイン・ピンチアウト操作の再現にピッタリ。
縦のスワイプを楽しめるものなどがあります。
5種類あって、自分が好きな動作のものを選べばOKです。
スワイプやピンチ操作だけでスマートフォン依存症から抜け出すことができるようになるのかは不明ですが、「常にスマートフォンを握っていないと不安」という人や、ついつい意味もなくスマートフォンを操作してしまうという人にはスマホ離れする良いきっかけになるかもしれません。
・関連記事
全てのスマホ依存症に送る充電不要の画期的新デバイス「noPhone」 - GIGAZINE
電気ショックでFacebook中毒を克服できるハードウェア「Pavlov Poke」 - GIGAZINE
「ゲーム依存症の理由は特別な精神状態に陥ること」と心理学者が指摘 - GIGAZINE
アメリカの学生たちの多くがインターネットを取り上げられると苦しむ依存症の状態にあることが判明 - GIGAZINE
中国がインターネット中毒を「病気」として扱うことに決定 - GIGAZINE
・関連コンテンツ