クモ型&ドラゴン型巨大ロボットが本当に現実の街中で戦闘を始めるド迫力ムービー
巨大な機械を使ったパフォーマンスを世界中で披露しているフランスの「ラ・マシン」が、カナダのオタワで最新のパフォーマンスを披露し、なんと7万5000人を超える人々がパフォーマンスをひと目見ようと集まりました。
Watch a giant robot spider and dragon fight in the streets of Canada - The Verge
https://www.theverge.com/2017/7/31/16071696/la-machine-ottowa-kumo-long-ma-robot-spider-dragon
ラ・マシンの北米初公演となる「The Spirit of the Dragon-Horse, With Stolen Wings.(ドラゴン・ホースの魂と盗まれた翼)」が2017年7月末に開催され、4日間の公演を無事終えました。公演では日本にもやってきたことがある全長約15メートルの巨大なクモ型機械「ラ・プランセス」と、全長36フィート(約11メートル)重さ45トンの半分がドラゴンで半分が馬という奇妙な生き物「Long Ma(ドラゴン・ホース)」の巨大機械が登場しました。
クモとドラゴン・ホースによる壮大なパフォーマンスの様子を撮影したムービーはYouTube上に多数アップされているのですが、以下のムービーはクモとドラゴン・ホースの戦闘シーンを収めたもの。
"La Machine: Kumo and Long Ma" (fight scene) - Ottawa, July 28, 2017 - YouTube
オタワの街中にものすごい人混みができており……
その視線の先に巨大クモ型ロボットのラ・プランセスを発見。
アップで見るとこんな感じで、これから複数ある足を細かく動かしています。
街中で流れているメロディは商業施設で流れる音楽などではなく、公演用に生演奏されているもの。
しばらくするとラ・プランセスが体を持ち上げて移動を開始。胴体の上と下に操縦士がなんと16人も乗っているそうです。
複数の信号機の隙間を……
足を持ち上げてかいくぐるように器用に移動するラ・プランセス。
どうやらてっぺんに座っている3人の操縦士がラ・プランセスの移動をコントロールしている模様。
人混みのど真ん中を移動するラ・プランセス。
胴体下でぶら下がるようになっている操縦士たち。
橋があるのでラ・プランセスがこれ以上進めなくなってしまうのですが……
橋の反対側からドラゴン・ホースが登場。
鼻からものすごい煙を吹き出します。
ドラゴン・ホースを威嚇するように体勢を変えるラ・プランセス。
ロボット映画の迫力の戦闘シーンでも見ているかのようです。
少し分かりづらいのですが、ドラゴン・ホースが天を仰ぎながら炎を吐きます。
ドラゴン・ホースの目はまぶた付きでまばたきします。
そんなこんなでラ・プランセスとドラゴン・ホースの遭遇シーンは終了。
ラ・プランセスはムービー撮影者のまさに頭上まで迫っており、実際に生で見るとものすごい迫力であったろうことがビシバシ伝わってきます。
以下のムービーは夜間に行われた公演の様子を収めたもので、ドラゴン・ホースの全身がしっかり映っています。
LA MACHINE OTTAWA. DRAGON MEETS GIANT SPIDER ON STREETS IN OTTAWA 2017 CANADA - YouTube
路上でペタリと座り込むラ・プランセス。
そこに近づいてくるドラゴン・ホース。
真横に並びますが、ラ・プランセスは微動だにせず。
ドラゴン・ホースはそのまま通り過ぎてしまいます。
先ほどのムービーでは見えなかったドラゴン・ホースの胴体部分。名前の通り、胴体が馬で顔がドラゴンになっています。
カナダ・オタワの街を熱狂の渦に巻き込んだラ・マシンの巨大ロボットですが、フランスの遊園地「レ・マシーン・ド・リル」でもラ・マシンによる機械仕掛けの動物が多数展示されています。レ・マシーン・ド・リルは過去にGIGAZINEで取材しており、以下のように記事化してあるので興味のある人はチェックしてみてください。
全長12メートルの巨大象ロボに乗れる機械仕掛けの遊園地「レ・マシーン・ド・リル」はこんな感じ - GIGAZINE
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