ジューシーで柔らかい厚切り豚肉に濃厚ソースがたっぷり絡む「東京トンテキ」を味わってきた
ドーンと大きく・ぶ厚くカットした豚肉を焼き上げて濃厚なソースを絡める「トンテキ」は三重・四日市が発祥とされているのですが、そんなトンテキを独自の調理法で仕上げたというお店が「東京トンテキ」です。東京・渋谷のど真ん中でジューシーなトンテキや、豚肉だけを使ったハンバーグの「トンバーグ」が味わえるということだったので、どんな味になっているのか食べてきました。
東京トンテキ OFFICIAL WEB SITE
http://tokyotonteki.jp/
東京トンテキのお店に到着。
今回は、渋谷駅すぐのところにある「渋谷店」に行ってみました。これ以外にも秋葉原の駅前にある「ヨドバシAKIBA店」のほか、札幌市内の「サッポロトンテキ」から沖縄県石垣市の「石垣島トンテキ」、さらにはフィリピン・マニラ市内にある「マニラ店」の5店舗が展開されています。
渋谷店は階段を登った2階にあります。
店内には30席ほどのカウンターやテーブル。店の真ん中には多くの料理人さんが忙しく行き交うキッチンがあり、調理している様子を眺めることができます。
今回は「トンテキ定食」(税込1050円)と、豚肉を使ったハンバーグ「トンバーグ定食」(税込1050円)を注文してみました。まず運ばれてきたのが、トンテキがアツアツのフライパンにのせられた「トンテキ定食」です。ごはんと味噌汁、漬け物がセットになっています。
フライパンのうえにはたっぷりのキャベツと、ソースがしっかり絡められたトンテキがズドンとのせられていて、見た目からしてボリューム満点。ソースの「照り」と少しスパイシーな香りが食欲をこれでもかと刺激してきます。
ナイフを入れると「スッ」と切れてしまうほど柔らかく焼き上げられていることがわかります。口にほおばると柔らかい食感と濃厚なソースの風味、フライドガーリックの香ばしさや豚肉から出るうまみが混然一体となって「あーうまい」という感想しか出てこない状態に。いま記事を書きながら思いだしても、また食べに行きたくなってしまうほど人間の「おいしい」という感覚にダイレクトに作用する味になっています。
白ごはんの上にのせて食べると完全KO状態。ソースをたっぷりと肉に絡めてごはんと一緒にかき込むと至福の瞬間が訪れます。
味噌汁には豚肉や野菜などいくつもの具が入っていて、ちょっとした豚汁状態。
トンテキ定食ですでに満足状態でしたが、ほどなくして「トンバーグ定食」も到着。豚肉100%・300グラムを使ったという豚肉ハンバーグで、こちらにはオニオンを使ったソースをチョイスしてみました。
トンバーグはアッサリとした味わいで豚肉の歯ごたえがしっかり感じられる一品。どちらかというと「ジューシーなハンバーグ」というタイプではないので、トンテキソースを選んでみるのも良いかもしれません。
ということで、トンテキ定食のフライパンに残ったソースにトンバーグをつけてみるという裏技に出てみました。味わいがグッとアップしましたが、その一方でソースが勝ちすぎる感あり。一周めぐって「トンバーグにはアッサリとしたオニオンソースが一番マッチしていたということか……!」と自問自答のうえ納得してお店をあとにしました。
なお、記事中の価格は渋谷店のもので、店舗によって多少変化するとのことなので、参考程度と理解して食べにいってください。
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