ノスタルジックな雰囲気の中で時間を忘れてロングなパフェが楽しめる「カフェ・ド・ティー・エリー」
金沢・兼六園のすぐ側にあるどこか懐かしい雰囲気の喫茶店が「カフェ・ド・ティー・エリー」です。お店は年配の女性がひとりで切り盛りしており、入店した際にいきなり「かなり時間かかるよ」と言われる通り、オーダーからメニューが出てくるまでかなり時間がかかります。それでも店内にはここでしか味わえないメニューを目当てにしてか、はたまたゆっくり休日を過ごすためなのか複数組のお客さんが思い思いの時間を過ごしていました。
カフェ・ド・ティー・エリーは兼六園のすぐ側にあります。
店舗の外観はこんな感じでモダンな雰囲気ですが……
店内はどこか懐かしい雰囲気にあふれていました。なお、エアコンは故障しているようで、各テーブルに扇風機が置かれていました。
壁には「加賀獅子」と書かれた獅子の絵
テラス側の席と道路側の席があるのですが、訪れた際はテラス側がいっぱいで道路側に座ることに。
メニューはこんな感じで全て手描き。
メニューに描かれているイラストは作家さんに描いてもらったものとのことで、店内と同じく独特の雰囲気を持っています。
「恋するマウンテン」など、一部季節メニューがあり、それらは注文できませんでした。
今回は「バナナマウンテン」とオレンジティーを注文しました。オレンジティーには焼きリンゴがついてきます。
注文したメニューが到着するまでの時間はお店の混み具合にもよりますが、場合によっては1時間近くかかることもざらにある模様。それでも店内のお客さんたちは友達と話をしたり読書したりと思い思いの時間を過ごしており、そうこうしているうちに注文したバナナマウンテンが到着。
バナナマウンテンは席に持ってきてから自家製のジャムをたっぷりかけてくれます。
というわけで完成。
一緒についてきたのは自家製サワークリームのパウンドケーキ。
パフェはドリンクなどと比べてもかなり背が高め。
iPhone 7と比べると2倍以上はあろうかというサイズで、優に30cmはありそう。
容器にはみっちりと具材が詰まっています。
側面にはスライスしたバナナがまるで石垣のように隙間なく張り巡らされています。ところどころにミントの葉っぱも張り付いていて、これが色のアクセントになっていて見た目もかなり美しいです。
そんなわけでさっそくてっぺんから食べてみます。
パフェは中心にバニラアイスが入っており、その外側をホイップクリームでコーティングし、そこにバナナをペタペタ張りつけているようです。ホイップクリームは多すぎず少なすぎずの絶妙なあんばいで、上からかけられたベリーソースの甘酸っぱさが味のアクセントになります。ベリーソースはいちごの風味が強めな印象でした。
見た目はかなり巨大ですが、実際に食べ始めるとスプーンが止まらず。また、時間がたってもバナナは一切変色しませんでした。
容器のふち部分でカットフルーツを発見。訪問した際はメロンがのっていたのですが、季節によってはキウイがのっていたりと、旬のフルーツがのせられるようです。
あれよあれよという間に気づけば完食。待ち時間はかなりあったものの、それ以上の満足感を得られました。
メニューは手作りで、前述の通り注文から実際にテーブルにメニューが到着するまではかなり時間がかかります。パフェの場合は作るだけで20分ほどかかるとのことですが、店主が調理・接客・配膳・会計をすべてひとりでこなしているため、待ち時間は店内の状況に合わせてかなり大きく変わりそうです。なので、とにかく時間がある時に行くのがオススメ。時間と心に余裕さえあれば最高にリラックスした時間が過ごせます。
なお、カフェ・ド・ティー・エリーは12時から18時までの営業で、金曜日は定休日なので注意が必要です。
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