地球の支配を巡って猿と人間が決戦を迎える「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」予告編公開
猿に新薬を投与したところ、知性と心を持つ猿・シーザーが誕生したことから、人間と猿の種の存続をかけた戦いに発展するという物語が「猿の惑星: 創世記(ジェネシス)」「猿の惑星: 新世紀(ライジング)」で描かれてきましたが、シリーズ3作目となる「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」の公式予告編が公開されています。
War for the Planet of the Apes | Official Trailer [HD] | 20th Century FOX - YouTube
吹雪が舞う険しい雪山
そこに現れたのは、ウィルスを用いたアルツハイマー遺伝子治療薬「ALZ112」を投与されたことにより、初めて知性を手に入れた猿のシーザー。歩を進めながらシーザーの頭の中では、自分を育ててくれた人間のウィルの声や、自分をさげすんできた人間の声が響いています。
集落には大量の猿
シーザーが案内されてやってきた先には、人間の兵士が捕まえられていました。
人間と対峙するシーザー
1人の兵士が「君はあのシーザーだね。私たちは長い間、君を探していたんだ」と話します。この兵士に敵意はないように見えますが……
別の道を歩く兵士のヘルメットには、「MONKEY KILLER」と彫られています。
「私は猿を守るためだけに戦う」と話すシーザー
人間の死体が雪に埋もれています。
場面が変わり、「猿は賢くなった。すると人間は猿を殺し始めた」と、1匹の猿が猿と人間について語っています。
人間の側では、大量の兵士が整列し……
猿に対して戦争を仕掛けるべく、司令官が檄を飛ばしています。
シーザーが空を見ていると……
飛んできたのは集落に向けて発射された大量のミサイル。争いを避けてきた猿に対して、人間は猿をせん滅することに決めたわけです。
「やつらは報復を受けなければならない」と、立ち上がる武装した猿たち。
そんな中、ゴリラが少女に花飾りをつけており、種を超えた理解が存在するシーンも。
猿と共存する少女の正体は一体……?
人間につかまり、鎖でつながれた猿たち
なんと猿のリーダーであるシーザーも檻の中。
鎖でつながれていたゴリラは、なぜか人間に加勢しています。
お互いの自由を求めて勃発した人間と猿の戦争
種を超えた関係の鍵を握る少女
猿と人間は地球上で自分たちの家族を守るために戦うことに。
敵軍の司令官と対峙するシーザー。果たして戦争がどのように終結するのかは、映画本編で明かされます。
「猿の惑星: 大戦記」はアメリカで2017年7月14日に公開予定で、日本での公開日は未発表です。なお、「過去のシリーズを見たことがない!」という人は、以下の予告編を見るとストーリーがつかめるはず。
映画『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』予告編 - YouTube
映画『猿の惑星:新世紀(ライジング)』予告編 - YouTube
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