全自動でハンバーガーのパティを的確に画像認識して人間のように焼いてくれるロボット「FLIPPY」
レストランのキッチンをリフォームすることなく、グリル周りの仕事を安全なものにするという調理ロボット「FLIPPY」をMiso Roboticsが開発しました。
FLIPPY | Miso Robotics on Vimeo
ジュジューと焼かれているパティ
そこへ、にゅーっとロボットの手が伸びてきて……
パティを包み込み、持ち上げてくるっと回転。
裏返して鉄板の上に戻しました。
これがキッチンアシスタントロボット「FLIPPY」です。
その様子を見守る男性。
FLIPPYは移動が容易なので、5分あればセッティング可能。
焼いている様子をカメラと熱センサー・3Dセンサーで捉えています。
「FLIPPYならいつでも完璧にバーガーを作れます」
パティはFLIPPYが焼いてくれるので……
調理担当者はその間にバンズやサンドする野菜の準備をしておきます。
すると、焼き上がったパティをFLIPPYが運んできて……
バンズの上にポトリ。
鉄板上の様子はリアルタイムでモニタリング。
今何が用意されているのかは調理AIソフトが判断します。
Miso Roboticsはカリフォルニア風バーガーのチェーン店・CaliBurgerなどの支援を受けているとのことで、今後2年間、CaliBurgerの50店舗にFlippyを導入することが約束されています。なお、すでにロサンゼルス近郊のパサデナの店舗にはテスト導入されているそうです。
Meet Flippy, a burger-grilling robot from Miso Robotics and CaliBurger | TechCrunch
https://techcrunch.com/2017/03/07/meet-flippy-a-burger-grilling-robot-from-miso-robotics-and-caliburger/
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