読めるけどうさんくさい字面になる中華フォントを気軽に再現できる「エセナパJ」
無料で商用利用可能な、「中華フォント風表現」ができるジョークフォントが「エセナパJ」です。エセナパJを作成したのはフォントクリエイターのたぬき侍さんで、Adobeのオープンソースフォントである「Source Han Sans Traditional Chinese」を基に作成されています。海外の街中で見かける一部日本語が間違った看板のような、どこかうさんくさい文章を気軽に作り出せるフォントになっているということで、実際に使ってみました。
フリーフォント『エセナパJ』を公開しました。 - たぬきフォント
http://tanukifont.com/esenapaj/
エセナパJをPCで使用できるようにするには、まず上記リンクをクリックしてページ最下部にある「フォントをダウンロード」をクリック。
「OK」をクリック。
ダウンロードしたZIPファイルをExplzhなどで解凍すると……
フォルダの中に「esenapaj.otf」というファイルがあるので、これをクリック。
「インストール」をクリックすればエセナパJフォントが使用可能になります。
というわけで、実際に使ってみました。ひらがな(左)&カタカナ(右)を五十音順に並べるとこんな感じ。ひらがなのな・は・ま行、カタカナのカ行は通常通り読めます。
書き出し部分がよく知られている、夏目漱石の「吾輩は猫である」で試してみると、そもそも「猫」という字の表記が変わってしまって別物に。
なお、エセナパJの作者であるたぬき侍さんによれば、「満員電車内で携帯画面を覗かれるのが辛い貴方にも! 『エセナパJ』で簡易暗号化すれば、ショルダーハッキングを防止できますよ!」とのことです。
満員電車内で携帯画面を覗かれるのが辛い貴方にも! 『エセナパJ』で簡易暗号化すれば、ショルダーハッキングを防止できますよ! https://t.co/yvNQGHBMsN pic.twitter.com/1qsHcD3wdD
— たぬき侍 (@tanukizamurai) 2017年2月13日
・関連記事
365日365フォントで毎日センスを磨けるデザイン好き向け日めくりカレンダー「Typodarium 2017」レビュー - GIGAZINE
マンガやアニメのロゴがどんなフォントから作られているのかを徹底研究した「ろごたいぷっ! マンガ・アニメ・ラノベのロゴを徹底研究する本」 - GIGAZINE
無料で商用利用も可能な印象的な英字フォントいろいろ - GIGAZINE
無料で商用利用可能な日本語フォント「ぬかみそフォント」 - GIGAZINE
無料で商用利用可能な「けいおん!」のロゴ風フォント「けいふぉんと!」 - GIGAZINE
無料でPCで古代文字が使えるようになるフォント「白川フォント」 - GIGAZINE
文字の上にカーソルを置くだけでフォント名が分かるChromeの拡張機能「WhatFont」 - GIGAZINE
・関連コンテンツ