指で滑らすスケボー「フィンガーボード」を極限レベルまで極めた神業ムービー
指でコントロールする「フィンガーボード(指スケボー)」は、もともとはスケートボードのおもちゃやキーホルダーとして売られていましたが、雨の日など外で遊べないときのイメージトレーニングとして使われ始め、2017年現在ではチューニングも可能な多数のモデルが販売され、国際大会まで実施されています。このフィンガーボードの国際大会で優勝経験があるChris Heck氏の超絶トリックを収めたムービー「Fingers of Steel」が公開されています。
Fingers of Steel on Vimeo
フィンガーボードの新しいトリックを毎日のように考えているというHack氏。
人さし指と中指を使ってフィンガーボードをジャンプさせ、袋ナットの上に着地。
フィンガーボードを横方向にクルッと回転させ……
巧みに着地して滑っていきます。このときの指の動きは芸術的と言えるレベル。
画面の奥から手前の方向へフィンガーボードを滑らせ……
横方向に回転させながらジャンプ。
そのままボードのノーズ(フロント部分)で着地し滑らせていきます。
右から左へ滑るフィンガーボード。
ノーズキを少し浮かせて……
人さし指でグッと下方向に押して、前方宙返りのような格好に。
着地もピタッと成功させます。
建物の窓に近づくHack氏。
そのまま窓枠部分でフィンガーボードを滑らせ始めました。
こんな狭い場所でも空中で1回転するトリックを披露。
今度は円筒型のオブジェクトでフィンガーボードを滑らせるHack氏。
円筒の中でトリックを決めるフィンガーボードは、ハーフパイプで滑っているスケーターのようにも見えてきます。
細いパイプの上でも……
クルクル回りながら高いジャンプを決めて着地成功。
一度のジャンプで2回転させるシーン。
空中でフィンガーボードを人さし指と中指でクルクルと2回転。信じられないスピードで動く指にも注目です。
超絶トリックを見せるHack氏ですが、失敗することもあります。
うまくフィンガーボードをつかめず着地に失敗。
Hack氏のようにフィンガーボードを滑らそうと悪戦苦闘する子ども。見た目よりもかなり難しいようで、ジャンプさえも決められません。
しかし、Hack氏の手にかかれば……
子どもの頭を飛び越すほど大きなジャンプを決められます。
レールの上を滑らせ……
今度はテールの方から後ろ方向にジャンプし……
そのまま1回転。
ホイールから着地して成功。
このトリックはかなり難しいようで、Hack氏も歓喜の表情です。
噴水の上を滑らせて……
ジャンプし……
そのまま水のなかへダイブ。
ここで終わりかと思いきや、噴水の底を滑らせて……
バシャーンと勢いよく出てきました。これはぜひ映像で確認してもらいたいトリックです。
なお、大人がフィンガーボードをしている光景は奇妙に映ることもあり、通りがかりのおばあさんが大爆笑するシーンもありました。
フィンガーボードだけでなく、フィンガーBMXというものもあり以下のムービーから確認可能。フィンガーボードよりも派手さはありませんが、素人が想像するよりもかなり難しそうです。
Finger bmx pro ripping - YouTube
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