ガラス製のスケボーに乗ると一体どうなるのか?
スケートボードの板部分は「デッキ」と呼ばれ、木製なのでジャンプしたりくるっと回したりしても簡単に壊れることはありません。竹製やプラスチック製のデッキを使ったスケートボードもいくつか存在しますが、なんとガラス製のデッキを使ったスケートボードをゲットしたスケート集団が、実際に乗ることができるのか試したムービーが公開されています。
EXTREMELY DANGEROUS GLASS SKATEBOARD | YOU MAKE IT WE SKATE IT EP 13 - YouTube
スケートボードのトリックのやり方などをムービーで教えるBraille Skateboardingのメンバーが登場。今回はハウツーではなく、ガラス製のスケートボードに乗ってみるとのこと。
自宅に届いたガラス製スケートボードをそのまま開封せずにスケートパークに持ってきたようです。
開けてみると、中身は緩衝材でしっかりと包まれていました。
包装を全て剥がすと、ガラスでできたデッキが出てきました。
厚みはこれくらいなので、人が乗ってもギリギリ大丈夫な気がします。
さっそく同梱のトラックやホイールを装着して乗れる状態に組み上げていきます。
完成するとこんな感じ。
男性が足を乗せてみますが、「ちょっと怖いな……」と、両足を乗せるのをためらっています。
勇気を出していざ乗ってみると、普通のスケートボードと同様に軽快に走ることができました。
地面をキックしてスピードを出してみましたが、これも問題ない模様。
ミニランプの曲面部分に乗り上げても平気。
勢いにのって上り坂を駆け上がることもできました。
デッキの前を浮かせていますが、もしテールを地面にこすると危なそう。
ガラス製のスケートボードで軽く走ってみたところ、ヒビなどは入らなかったそうです。
次は下り坂を滑っていき……
ミニランプにのぼってくるっと方向転換するという、トリッキーな動きも成功させました。
「高いところ行ってみよう!」ということで、ミニランプの中間にあるポイントにガラス製のスケートボードをセット。
下から見るとこんな感じ。
どう考えても危険な匂いしか感じられません……。
危険過ぎるガラス製のデッキに両足をかけますが……
さすがにためらってしまう男性。周囲から「もっと低いところでやってみれば?」という声が上がったものの、男性は「いや、ここからやろう」と決心しました。
ついにガラス製のスケートボードに飛び乗りました!
前のホイールが地面に接触するとともに、ガシャーン!とけたたましい音を立てて砕け散るスケートボード。
男性はガラスの破片まみれの地面にたたきつけられてしまいます。
男性は軽く吹っ飛んでしまいました。一瞬、シンとした空気が流れ、男性の安否が気遣われますが……
ガッツポーズで爆笑する男性。
幸いにも、どこもケガをすることはなかった模様。
ガラス製スケートボードはこの通り、ポッキリとカットしたかのように折れてしまいました。
「転げる瞬間、こんなデカいガラスが首の横にあったのが見えたよ……」と語る男性。
「こんなガラスが首に当たったら死んじゃうよ」とばかりに首にガラスの破片をあてがう友人。
男性の手は少し震えており、やっぱりかなりの恐怖体験だったようです。
割れることを想定していたようで、買っておいたホウキを用意。
掃除しながら割れたガラスのデッキをさらに割ろうと試みますが、足で強く踏んづけても割れないほど頑丈だそうです。
ところが、割れたガラス製スケートボードをひっくり返すと……
あっけなく粉々になってしまいました。
最後はしっかりと掃除をして終了。もしガラス製のスケートボードを手に入れることがあっても、観賞用にしておくことをオススメします。
・関連記事
電動スケボー搭載で時速32kmで走行可能なバックパック「Movpak」 - GIGAZINE
まさにあの名探偵の気持ちになれる時速30kmの電動スケボーがさらに進化した「2nd Generation Boosted Board」 - GIGAZINE
誰もいなくなった無人のウォーターパークでスライダーをスケボーで滑るムービー - GIGAZINE
「スケボー界の神」が無重力下でぐるんぐるんに回転しながら超絶トリックに挑戦 - GIGAZINE
もはやボードではないリング型次世代スケボー「The Sidewinding Circular Skates」 - GIGAZINE
最高時速約30kmで約10キロの距離を移動できる電動スケートボード「Boosted Boards」 - GIGAZINE
・関連コンテンツ