富士通の子会社ニフティがコンシューマー向け事業をノジマに売却
大手家電メーカーの富士通が、子会社であるニフティで展開するインターネットサービスプロバイダ(ISP)を中心とするコンシューマー向け事業を、家電量販店のノジマに売却することを発表しました。
ニフティの再編について : 富士通
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2017/01/31.html
ニフティの再編について |ニュースリリース|ニフティ株式会社:ニフティとなら、きっとかなう。With Us, You Can.
http://www.nifty.co.jp/cs/newsrelease/detail/170131004607/1.htm
ニフティ株式会社のコンシューマー向け事業を吸収分割により承継する会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ
(PDF)http://www.nojima.co.jp/wp-content/uploads/2017/01/2017013102.pdf
発表によると、富士通はニフティのクラウドを中心とするエンタープライズ向けの事業を残しつつ、ISPを中心とするコンシューマー向け事業を分社化し、2017年4月までに新会社すべての株式を250億円でノジマに売却するとのこと。分社化に際し、クラウドを中心とする新会社は「富士通クラウドテクノロジーズ株式会社」として生まれ変わり、社名から「ニフティ」はなくなります。一方、旧ニフティのISP事業を軸とする新会社の方は、社名が「ニフティ株式会社」のままで、同社の株式は2017年4月1日付けで100%ノジマのものとなります。
31年前の昭和61年、富士通が大手商社と合弁で設立したのがニフティで、平成8年にはISPとしてのサービスをスタートし、同分野では草分け的な存在。NHKによると、現在の会員数は134万人程度ですが、スマートフォンの普及によって新規契約数が伸び悩んでいることが売却理由に挙げられているとのことです。
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