AppleがソフトバンクのITファンドへ1000億円以上の出資を計画
By Dick Thomas Johnson
ソフトバンクが2016年10月に設立を決定した10兆円規模のIT投資ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」に、Appleが10億ドル(約1172億6000万円)の出資を計画していることが確認されました。
Apple Confirms $1 Billion Investment in SoftBank Vision Fund - WSJ
http://www.wsj.com/articles/apple-confirms-1-billion-investment-in-softbank-vision-fund-1483552846
Apple confirms $1 billion investment in SoftBank tech fund | Reuters
http://uk.reuters.com/article/us-softbank-group-apple-idUKKBN14O1X9
Apple Confirms $1B Investment in SoftBank's Vision Fund - Mac Rumors
http://www.macrumors.com/2017/01/04/apple-softbank-1billion-investment/
Appleがソフトバンク・ビジョン・ファンドに出資する計画については、2016年12月にもささやかれていましたが、Appleがこの計画が事実であることを認めたと、ウォール・ストリート・ジャーナルが報じました。
Appleの広報担当であるJosh Rosenstock氏は、「新設されるファンドがAppleの戦略的に重要な技術の開発を加速させると確信しています」とコメントしています。ソフトバンクの広報担当であるBenjamin Spicehandler氏も、Appleの投資について認めているとのこと。また同氏はほかにも、Qualcomm、Foxconn、Oracleの創始者であるラリー・エリソン氏のファミリーオフィスなどから出資を受けられる可能性があると述べています。
By Mukashi Mukashi Photography
ソフトバンク・ビジョン・ファンドは、ソフトバンクが最低250億ドル(約2兆9300億円)、サウジアラビアのパブリック・インベストメント・ファンド(PIF)が最大450億ドル(約5兆2700億円)を出資する計画のもと、2018年の設立を目指しています。複数のグローバルな大手投資家とも協議が進められており、ファンドの総額は1000億ドル(約11兆7260億円)規模になる可能性があると発表されており、ソフトバンクの孫 正義社長は「本ファンドは、今後10年でテクノロジー分野において最大級のプレイヤーとなることでしょう」とコメントしています。
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