2016年のアニメ潮流をニュータイプ&アニメージュの表紙で振り返る
年末の大掃除で机の周りを整理していると、大量のアニメ雑誌が出てきたので、「そういえば、今年はどんなアニメで盛り上がったのだっただろうか」と、それぞれずらっと並べてみることにしました。
2016年1月号から12月号までを積み上げるとこんな感じ。左が月刊ニュータイプ、右が月刊アニメージュで、それぞれ付録のポスターや小冊子は抜いてあります。こうして重ねてみると、だいたい雑誌としての厚みは同じぐらい。
ニュータイプの背中はこんな感じ。すべて特別定価800円。8月号で水野寛編集長が退任し、9月号から角清人さんが新編集長に就任。
アニメージュはこんな感じ、特別定価950円~980円でちょっと幅があります。
アニメージュには背表紙があるので並べてみました。1月号と12月号がともに「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の特集でした。
ニュータイプの2016年上半期の表紙はこんな感じで、「傷物語」、「ハイ☆スピード -Free! Starting Days-」、「ファイブスター物語」×2、「文豪ストレイドッグス」、「マクロスΔ」が並びました。2016年3月号から「ファイブスター物語」の連載が再開、4月号では連載開始30周年を迎えて永野護さんのスペシャルQ&Aが掲載されています。
2016年下半期はこんな感じで、「甲鉄城のカバネリ」、「ジョジョの奇妙な冒険」、「君の名は。」、「聲の形」、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」、「文豪ストレイドッグス」。今年はアニメ映画の「当たり年」という印象がありますが、それを象徴するようにアニメ映画が3回表紙を飾りました。
アニメージュの2016年上半期の表紙はこんな感じ。「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」、「おそ松さん」、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」、「おそ松さん」、「銀魂」、「文豪ストレイドッグス」。2016年2月のアニメージュは重版がかかるほどの人気でした。
下半期の表紙は「おそ松さん」、「マクロスΔ」、「美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!」、「アイドリッシュセブン」、「ハイキュー!!」、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」。ニュータイプでは一度も表紙にならなかった「おそ松さん」が年間最多の表紙3回。
なお、第38回アニメグランプリの結果が掲載されているアニメージュ8月号はW表紙で、オモテウラをマクロスΔが占領しています。
両紙でともに表紙を飾った作品は「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」「文豪ストレイドッグス」「マクロスΔ」の3作品でした。2017年は、どんな作品が表紙を彩るのでしょうか。
・関連記事
ニュータイプアニメアワード 2015-2016結果発表、作品賞は「君の名は。」&「甲鉄城のカバネリ」 - GIGAZINE
「進撃の巨人」荒木哲郎監督と「ゴッドイーター」平尾隆之監督のガチな作画打ち合わせが見られた「デジタルクリエイター人材発掘セミナー」 - GIGAZINE
ナウシカからけいおん!までも網羅、アニメの歴史を直接手にとって一覧できるアニメージュ&アニメディア展示会 - GIGAZINE
週刊少年ジャンプ2009年号総まとめ、ジャンプ1年分の価格や連載終了作品の掲載順位の推移などいろいろ出してみた - GIGAZINE
・関連コンテンツ