カードをめくるだけの簡単操作で1000年以上の長きにわたる物語を体験する「Reigns」
Appleが選ぶ「Best of 2016(今年のベスト)」やGoogleの「2016年ベストゲーム」に選出された、iOSおよびAndroid向けのゲームアプリが「Reigns」。画面を左右にスワイプするだけの簡単操作でプレイできるのですが、そのストーリーは1000年以上の長きにわたって王国を切り盛りしながらいろんな称号をコンプリートしたり種種の死に方を体験したりするという壮大なものになっており、想像以上にやり込み要素満載です。
Reignsを App Store で
https://itunes.apple.com/jp/app/reigns/id1114127463
Reigns - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.devolver.reigns
Amazon.co.jp: Reigns: Android アプリストア
今回はApp StoreでiOS版のReignsをインストールしてプレイしてみます。アプリは有料で120円。ただし買い切りタイプなので、追加課金は不要です。
App Storeからアプリをインストールし終わったら、「開く」をタップしてゲームを起動。
以下のような画面が表示されたら画面をタップ。
するとゲームがスタート。画面上には亡者からの「お前が、若き王か?」という問いかけが表示されており……
画面を左右にスワイプすることで亡者の問いかけに答えることができるようになっています。
最初はこの亡者の問いに答えることで、プレイヤーが何者かを知ることができます。
プレイヤーは常に2択を迫られ画面を左右にスワイプすることで問いかけに答えていきます。ただし、用意された回答は明確な答えになっているものもあれば、「誰の話だ?」と「なんの話だ?」の2択のように先の展開が読めないものも多々あります。
そして亡者から「長生きしたくば、4つの勢力の均衡を保ち、うまくやりくりせよ。」というアドバイスをもらいます。この4つの勢力というのは、画面上部の4つのアイコンで示されています。
亡者とのやり取りが終わるとさっそくゲームがスタート。ゲームスタート時は画面上部の4つのアイコンはちょうど真ん中までたまった状態になっています。
ゲーム本編も亡者とのやり取りのように、画面を左右にスワイプして進めます。基本的に、プレイヤー(王)のもとにさまざまなキャラクターがやってくるので、その問いかけに答えればOK。
問いかけに答えるごとに画面左下に表示されている在位年数が1ずつ増えていきます。
また、王の回答ごとに画面上部の4つのゲージに大小の点が表示され……
回答すると点が表示されたゲージが増減します。なお、点のサイズは各ゲージの増減量の多さを示しており、大きい点のものは増減が大きい事を示しています。今回の場合は「疫病の疑いにより、1隻の船が検疫を受けています。大事を取って、港を封鎖しますか?」という問いかけに対して「はい」と答えたところ、人型ゲージが増え、武器とお金のゲージが減少しました。
そして、4つのゲージのいずれかがすべてなくなってしまうと王は死んでしまいます。
また、ゲージがマックスになっても王は死んだり退位したりするので注意。
王が死ぬと「現王が崩御!」と画面に表示されて……
「新王が即位!」します。
新王が即位すると画面上には3つのこなすべき目標が表示されます。
新王ジェラルドが誕生すると、再び亡者が登場。
亡者によると、「われわれは、この王朝のすべての王の記憶を持ち続ける。歴代の王たちがどんな決断を下し、どんな最期を迎えたか、すべてな。」とのことで、プレイヤー(王)はすべての王の記憶を引き継いで死と再生を繰り返しながらゲームを進めていくこととなります。
この呪いから解放されたければ「悪魔の力を借りるしかない」とのことで、どうやら死と再生を繰り返す呪いを解くのが最終的な目標のようです。
ゲーム中にはさまざまなキャラクターが王のもとを訪れます。それぞれ問いかけの内容は異なっており、4つのゲージの内どれが増減するかはわかりません。
司祭
道化師
医師
商人
宮廷犬
鳥
将軍
兵士
2代目の王が死ぬと、在位34年で初代の王よりも長く生きたことから「HIGH SCORE」と表示されました。Reignsはどうやら王の在位年数を少しでも長くするのがゲーム目的のひとつのようです。
現王が崩御したタイミングで画面左上のアイコンをタップ。
すると、以下のようにReignsのゲームプレイで集めた「功績」「歴代王の最期」「ポートレートギャラリー」、そして「HIGH SCORE」がチェックできます。
「功績」は集めた王の称号、「歴代王の最期」は集めた王の死に方、「ポートレートギャラリー」は出会ったキャラクターで、これらをコンプリートすることもゲームの目的となります。
赤枠部分のアイコンをタップすると、国政に影響する呪いや魔法、特殊行事などがチェック可能。
歯車アイコンをタップでゲームの音量や言語設定を変更できます。
Reignsをプレイしていると、以下のように毎年効果が発生する呪い・魔法・特殊行事が発動することがあります。これらが発生すると画面右下にアイコンが表示されるので、これをタップすると……
その効果をチェックできるようになっています。
「次に王が『はい』と答えた相手は死ぬだろう。」という「死の宣告」や……
王政から急に解き放たれ、王ひとりでダンジョンをさまよう「エンター・ザ・ダンジョン」など、毎年効果を発揮するイベントは多種多様。
他にも「第六感」が発動すると……
王の選択肢により4つのゲージがどのように増減するのかが詳細にわかるようになります。
さらに、毎秒ゲージが上昇し続けるイベントもあり、瞬間瞬間で物事を判断しなければゲージがすぐにマックスになって王が死んでしまう事態に陥ることも。
ゲージに鍵アイコンが表示されるとゲージの増減がカウントされなくなります。これらを駆使してうまく在位年数を稼げばOKというわけですが、どのような選択肢を迫られるかはランダムなので、在位年数は10数年や数十年となることもあれば、わずか数年で終わってしまうこともしばしば。
他にも画面上部で決闘がスタートしたり……
「ハトと逢い引きする」という謎の目標を設定されたりと、崩御と即位を繰り返す中でプレイヤーはさまざまな体験をしていきます。
なお、Reignsでは603年から物語がスタートするのですが、2000年を超えるまで崩御と即位を繰り返してゲームがプレイできるようになっています。
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in レビュー, ゲーム, Posted by logu_ii
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