世界最大の音楽ストリーミングサービス「Spotify」がついに日本上陸、登録の仕方はコレ
全世界で1億人以上が利用している音楽ストリーミングサービスの「Spotify(スポティファイ)」が、ついに日本でもサービスを開始することが2016年9月29日に発表されました。
世界最強の音楽サービスSpotify日本登場。 招待コードをリクエスト
https://www.spotify.com/jp/invite/
Spotifyは無料またはサブスクリプション制(月額制)で音楽ストリーミングを楽しめるサービス。2006年にスウェーデンで誕生し、2008年からサービスを開始したSpotifyは無料ユーザーで1億人以上、サブスクリプションに申し込んでいるユーザーでも4000万人を超える利用者数を数える、音楽ストリーミングサービスの草分け的存在です。
日本でのサービス提供は、まずは人数を制限したエントリー制でサービスを開始するとのこと。プランには、無料で利用可能で広告が表示される「フリープラン」と、月額980円(税込)の定額制「プレミアムプラン」(広告なし)の2プランが用意されています。日本ではJ-POP、J-ROCKを含む4000万曲以上が提供され、スマートフォン用にiOSアプリやAndroidアプリなども用意されるほか、PCやタブレットなどで再生可能です。
スマートフォン向けアプリはAndroid版とiOS版が提供されています。今回はiPhoneにインストールしてエントリーを行ってみました。端末でAppStoreにアクセスして「入手」をタップしてインストールを進めます。
インストールが完了したら「開く」をタップするか、ホーム画面にあるアイコンをタップしてアプリを起動。
アプリの起動画面では、アプリの簡単な機能紹介が表示されます。エントリーするためには、まずは画面下の「登録する」をタップ。
登録には招待コードが必要になるので、「招待コードをリクエスト」をタップ。
メールアドレスを入力して、「招待コードをリクエスト」をタップすると……
「リストに登録されました」と表示されて登録が完了。招待コードは限定数のみ発行しているとのことで、用意ができしだい順次メールが送られるとのことです。
PC向けサイトでも、エントリーを行えるようになっています。
招待コードをリクエスト
エントリーは簡単で、ページ上部の欄にメールアドレスを入れ、「招待コードをリクエスト」をクリックするだけ。
これで、準備が整った時にメールが送られてくるようになりました。
ちなみに、招待コードが届いたあとに入力する項目はこんな感じ。Facebookのアカウントを使って登録することも可能のようです。
日本でのサービス提供時には、モバイル端末でも利用できる「歌詞」機能が世界に先駆けて日本で導入され、歌詞を見ながら楽曲を楽しむことも可能となっているとのことです。
無料版である「Spotify Free」の場合、画面には広告が表示されるほか、タブレットまたはPCだと30日ごとに15時間のオンデマンド再生が可能で、スマートフォンの場合は、アーティスト別/アルバム別/プレイリスト別に常にシャッフルで楽曲が再生されます。月額を支払って利用する「Spotify Premium」だと広告が表示されず、好きな楽曲を好きな順番で聴くことができるほか、オフライン再生やスキップ無制限で再生可能となっています。また、音質はMP3の中では高音質に分類される「320kbps」での再生が可能。
この記事を掲載した時点ではまだ実際に利用できているケースはほとんどないようですが、これから順次利用可能なユーザーが増加するものとみられます。
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